清親から巴水まで
―ミュラー・コレクションにみる浮世絵・新版画(仮称)

三菱一号館美術館

  • 開催期間:2026年2月19日(木)~2026年5月24日(日)
  • クリップ数:28 件
清親から巴水まで―ミュラー・コレクションにみる浮世絵・新版画(仮称) 三菱一号館美術館-1
川瀬巴水《春のあたご山》 1920(大正9)年
スミソニアン国立アジア美術館
(Robert O. Muller Collection, S2003.8.623)
清親から巴水まで―ミュラー・コレクションにみる浮世絵・新版画(仮称) 三菱一号館美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

最後の浮世絵師のひとりと呼ばれる小林清親が1876(明治9)年に制作を開始した『東京名所図』は、明治期の風景版画へ大きな変革をもたらしました。黄昏どきの表情や闇にきらめく光の様相を描いた作品群は「光線画」と呼ばれ、深い陰影により江戸の情緒まで捉えています。

このような視点は、失われゆく江戸の風俗を惜しむ人々の感傷や、それらを記録しようとする写真の意欲とも重なっており、同時代の浮世絵師たちが文明開化により変貌していく都市を、艶やかな色彩によって楽天的に捉えた開化絵とは一線を画するものでした。

明治末期に浮世絵の復興を目指した新版画は、その技術ばかりでなく清親らが画面に留めようとした情趣を引き継いで、新しい日本の風景を発見しようとしました。清親から吉田博・川瀬巴水らに至る風景版画の流れを、アメリカのスミソニアン国立アジア美術館が所蔵するロバート・O・ミュラー・コレクションの作品によって辿ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年2月19日(木)~2026年5月24日(日)
会場 三菱一号館美術館 Google Map
住所 東京都千代田区丸の内2-6-2
観覧料 未定
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://mimt.jp/

三菱一号館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

三菱一号館美術館 三菱一号館美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都千代田区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

川瀬巴水《春のあたご山》 1920(大正9)年
スミソニアン国立アジア美術館
(Robert O. Muller Collection, S2003.8.623)

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE