5.0
遊び心に溢れた「つぐ」に触れる
正直「テキスタイル=図案」だけの展覧会だと思っていた。
もちろん図案自体も素晴らしいのだけど、発想と刺繍や様々な技術によっての拡がりは目を見張るものがあった。
6章立ての展開の入ってすぐの「chorus」、多数のパネルによる展示でまず心鷲掴みされる。テキスタイルのハーモニーに身を浸す。
次の「score」で遊び心に溢れた作品の数々の展示と解説。
切り残りを柄に仕上げたり、消しゴムハンコを使ったり、マスキングテープを柄に仕上げたり、レース使いや、刺繍使いも想像もしなかった作品群に目は釘付け。
平面的だと思っていたテキスタイルが、刺繍等の様々な技法によって「風合い」を醸し出していた。
びっくりするようなアイディアが満載、その秘密に触れることができた。ワクワクがどれもこれも止まらない。
足を進めるとアトリエの再現や、工房の一部の再現、工場の様子のインスタレーション。様々な技術との繋がりが感じられた。
2階に上がり製造を支える協力工房のインタビュー、皆川氏・田中代表のインタビュー等で人との繋がりで作られていることを知る。最後「remix」で売りっぱなしで無いでリメイクするプロジェクトの紹介で継ぐを知る。
デザイン的良さだけで無く、着る人使う人によりそう「つぐ」の考えに基づいていることを知ることができる展覧会だった。
余談:最後まで観てから、もう一度初めの「chorus」のパネルインスタレーションを見ると、捉え方がまた違って楽しかった。
1月9日(金)10時半入館少々混雑。一部を除いて撮影可。












