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無料鑑賞日に訪問
私を含め高齢者が次々とやってくる無料鑑賞日です。
「東アジア美術における気象の表現」というか大気を描く
文人画がおおいです。
余技としての画、墨戯がやがてそれを専門とする画家が現れてくる
明の遺民が流浪の身となってとケースもあります。
深山幽谷に棲い、友が遥々と渓谷を越えて、橋を渡って訪ねてくる。
人間はとっても小さくて、雄大な自然が主です。この世界観は東洋ならではではないでしょうか。
全部の作品に丁寧な解説がある訳ですが、その解説つ使われている言葉がもうここでしか出会わないような形容で、そんな風に表現するんだ~と思いながらも、自分では決して使えそうにない語彙ばかりです。
奈良博の『超国宝」も後期も出かける予定でしたが、日に日に激混みとなり、まぁまぁ国宝祭疲れも出て、結局再訪できませんでした。(混んでいる場に出かけるといろいろなものが浮遊しているのか、後日アレルギーが悪化してしまうのです)中宮寺は聖徳太子展のときに法隆寺へ出かけた際にも伺いました。
奈良の郊外は、京都ほどには混雑していないので、特別拝観の日になどにゆっくりお訪ねできるといいですけど。