五味文彦のものの観方

ホキ美術館

  • 開催期間:2024年11月21日(木)~2025年5月11日(日)
  • クリップ数:21 件
  • 感想・評価:4 件
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-2
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-3
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-4
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-5
五味文彦「樹影の道」(2024)
五味文彦「レモンのある静物」2009
五味文彦「白いセーターの女」(2023)
五味文彦「ヒゲを愛した女」(2012)
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1
五味文彦のものの観方 ホキ美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

五味文彦氏の作品は、例えば樹木をあたかも静物画のように描いてみたり、女性の写真を細かく破り再構築してみたりと、ちょっと他の作家さんの画風とは違うところがあります。常々、なぜこの作品が出来たのか伺いたいことはたくさんあるのですが、いつもはぐらかされてしまっている気がします。 そこで今回は、作品ごとのコメントを頂き、五味文彦氏のものの観方を探っていこうと思います。

今回の企画展では、五味文彦氏が静物画を描く上で意識している“見る”ことへのこだわり、レモンやガラスなどの様々なモチーフへの想い、シュール系の作風や風景画シリーズ作品への考えといった五味文彦氏本人のコメントが展示されており、本人コメントと共に作品を鑑賞することで五味文彦氏の“ものの観方”を紐解く展示となっています。

シリーズ作品の中に秘められた物語性、技術だけではなく絵画に込められた作家自身の意識や考えにぜひ触れてみてください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年11月21日(木)~2025年5月11日(日)
会場 ホキ美術館 Google Map
住所 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
時間
  • 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 火曜日 
観覧料 一般 2,100円
高大生 1,600円
中学生 1,000円
小学生以下 800円
  • ※保護者1人につき小学生2名まで無料です
    ※団体の場合は10人以上で事前に【ホキ美術館-団体でお申し込みの皆様へ】よりお申し込みください
    小学生団体10人につき保護者1人以上の付き添いが必要です
TEL043-205-1500
URLhttps://www.hoki-museum.jp/

ホキ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ホキ美術館 ホキ美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

満足度高め、盛りだくさんの展示

ギャラリー1 五味文彦のものの観方 ギャラリー2 第3回ホキ美術館プラチナ大賞 ギャラリー9 島村信之コレクションに私の代表作展、そして森本草介の名作を中心に所蔵作品展示と充実した内容でした。ホキ美術館はよく行くのでお馴染み五味作品でしたが、詳細な作家のコメントキャプションがあり更に作品の理解が深まりました。個人的にファンの島村信之の初公開作品、3点観れたのも得した気分です。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、Camdenさん
  • 2
  • BY TK

5.0

写実最高です

五味文彦さんの企画展ということで、静物、人物、風景、ともに唸ってしまいます。
人物画をコラージュのように表現することもすごいです。
森の木々に光が差した一瞬を切り取るその目が素晴らしいです。
五味さんの他も、いつもの野田さん、森本さんのすばらしさ、
廣戸絵美さんの「小さな物語」がよかったなぁ。息子さんに向ける眼差しが想像されます。
今回知りましたが、島村信之さんが亡くなられていたとは....、まだお若いのに、もう新作が拝見できないなんて残念でなりません。
また、ホキ美術館に会いに行きます。

THANKS!をクリックしたユーザー
Camdenさん、ずんださん

4.0

写実絵画に魅せられます

普段から写実絵画が大好きというわけでもない私。
ホキ美術館に来て、完全に虜にされました。熱病に罹った気分です。

JR最寄駅からバスに揺られ、自然豊かな住宅街で下車。意匠凝らしたデザインの美術館が突如現れ、木立に見立てた鉄筋の立ち並ぶプロムナードを歩みつつ、何だかワクワク。
いざ館内で鑑賞を始めると、もう息もつけないほどに圧倒されました。

企画展の五味文彦。シンとした静物画(コップの水やパンの繊維などは特筆)、人物、樹木の木肌、森の奥へと誘う山道。生きてます。

その他の作家のコレクションも、各々個性豊かに館内でシンクロします。写真みたい、という表現は禁句と思ってますが、全くもって似て非なるものですね。
野田弘志の風景画、肖像画の品格・格調。森本草介の描くセピアトーンの柔らかなタッチ。中山忠彦の発色豊かな世界。フェルメールが如き斜め上から差す室内で描かれる生島浩の若き女性画の透明感は格別、《5.55》の実物の前では立ちつくすことしばし。

地下二階の最期の展示室「私の代表作」空間を彩る十数作品。3年サイクルの展示替で現在は2023年~の第五期。作品としっかり向き合える展示の仕掛け、根底にある画家へのリスペクトに魅了されました。

開館10周年記念で制作されたコレクション本を購入し、何度も見返しては余韻を楽しんでます。

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん、Sukekiyo-Acckermanさん

4.0

感嘆しきりでした

五味さんの企画展、相変わらず写真と見がまう写実の数々に、見惚れたり感服したり、とにかく引き込まれました。個人的には風景画が特に素晴らしいと思っています。

平日の夕方でしたので展示室はほぼ貸し切り。今年24年は馴染み深い画家さんが何人もご逝去されたようで、キャプションのそばに追悼のメモが掲載されていました。半年前に鑑賞した際にはなかったものです、、、短い間の悲しい変化を静かな展示室野中でひしひしと感じました。

いつものように川村記念美術館からのはしごです。25/3末の閉館が決まった川村美術館は平日でしたが過去の休日でもなかったくらいの混雑でした。川村美術館にも追悼企画展室がありました。

THANKS!をクリックしたユーザー
Rikashさん

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出展作品・関連画像IMAGES

五味文彦「樹影の道」(2024)

五味文彦「レモンのある静物」2009

五味文彦「白いセーターの女」(2023)

五味文彦「ヒゲを愛した女」(2012)

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