3.0
気の遠くなる作品
北アルプス国際芸術祭で展示されていた作品を観ることが出来るとのことで楽しみにしていました。
先ず最初の感想が気の遠くなるような手順を経た作品たちだな、と。
紙の種類によって観え方が全く違うことも面白く感じました。
また次の機会があれば是非観たいなと思いました。
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布施知子(1951~)は折り紙のスペシャリストです。一枚の紙を折ったユニット(パーツ)を組み合わせて立体作品を作る「ユニット折り紙」を代表する作家として世界的に有名です。
この展覧会では、布施が近年制作している数多くの作品の中から、「ユニット折り」をはじめ、「スパイラル らせん 折り」、「平折り」、「無限折り」、「ノット(結び目)による造形」など、多種多様な折り方によって無限の形と美しさを見せる折り紙の数々を展示します。
また、アール・ヌーヴォーの家具が展示されたヤマザキマザック美術館の展示室をいかした新作インスタレーション4点を初公開。「折り紙」の固定観念を覆すような力強く変幻自在な紙と折りの造形美を紹介します。
会期 | 2024年11月29日(金)~2025年3月23日(日) |
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会場 |
ヤマザキマザック美術館
![]() |
住所 | 愛知県名古屋市東区葵1-19-30 |
時間 |
10:00~17:30
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休館日 |
月曜日、1月14日、2月25日 ※ただし、1月13日、2月24日は開館 年末年始 12月30日から1月4日 |
観覧料 | 一般 1,300円(10名様以上1,100円) 小・中・高生 500円 小学生未満 無料
|
TEL | 052-937-3737 |
URL | https://www.mazak-art.com/ |
3.0
北アルプス国際芸術祭で展示されていた作品を観ることが出来るとのことで楽しみにしていました。
先ず最初の感想が気の遠くなるような手順を経た作品たちだな、と。
紙の種類によって観え方が全く違うことも面白く感じました。
また次の機会があれば是非観たいなと思いました。
3.0
こんなに折り方があるなんて知りませんでした。立体的なものもあり、平面だけど編まれたようなものもあり、多種多様でびっくりしました。
4.0
連続する形の美しさが数学的で面白い 一見複雑そうに見えるが良く観ると幾何学的な形の繰り返しで作品が構成されていて形とはなにかを考えされられた
紙の透ける特性をいかした照明も良かった
4.0
紙の種類も書かれていましたが、一体どれくらいの紙が、どれだけ折られているのだろうと、不思議で、元はどれくらいの紙なんだろうと想像がひろがりました。
洋紙なのか、和紙なのか、それによって表情を変える作りも面白かったです。
展覧会のためにつくられていた赤、金、銀の蛇たちには、気が遠くなりそうでした。
5.0
実際にあるモノを紙で再現してある作品は、実物以上にその性質を可視化してくれていた。「無限折り切り株」は、年輪の層を折りで表現してあることによって、本物よりも木が経てきた年月の積み重ねを意識することが出来る。「千鳥パターン 波動」では、折って形作られている一つ一つの模様から、実物の波が波打つたびに文様が生まれていく様を想像させられた。
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