フォーヴ・ショック フランス そして日本へ

笠間日動美術館

  • 開催期間:2024年9月21日(土)~2024年12月15日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:2 件
フォーヴ・ショック フランス そして日本へ 笠間日動美術館-1
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ラウル・デュフィ《黄色いコンソール》1949頃 大谷コレクション蔵
ラウル・デュフィ《花のある自画像》1907 大谷コレクション蔵
ジョルジュ・ルオー《ピエロと小さな踊り子》1934頃 笠間日動美術館蔵
児島善三郎《座したる女(裸婦)》1932 兒嶋画廊蔵
佐伯祐三《コルドヌリ(靴屋)》1925頃 茨城県近代美術館蔵
アンリ・マティス《Jazz No.8イカルス》1947 笠間日動美術館蔵
アンリ・マティス《Jazz No.9フォルム》1947 笠間日動美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

20世紀初頭のヨーロッパでは相次いで革新的な美術運動が起こります。なかでも1905年のサロン・ドートンヌに出品されたアンリ・マティスらによる強烈な色彩と奔放な筆致の作品は、フォーヴィスム(野獣派)と呼ばれ、大きな話題となりました。しかし、パリ画壇に衝撃を与えたこの絵画運動も1908年頃に終息を迎え、画家たちはそれぞれ独自の画風を展開していきます。

一方、フォーヴィスムは海を越えて日本にも波及し、「フュウザン会」や「1930年協会」、「独立美術協会」などに参加した画家たちの作品にその影響をみることが出来ます。また洋画が成熟していく過程において、画家たちは既存の美術団体や西洋美術からの独立を目指し「日本的フォーヴ」や「日本的油絵」と呼ばれる新時代の美術を模索していきました。

本展は、国内の美術館やコレクターから出品協力を賜り、フォーヴィスムを起点に20世紀前半のフランスおよび日本の画家たちの動向を紹介しようとするものです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年9月21日(土)~2024年12月15日(日)
会場 笠間日動美術館 Google Map
展示室企画展示館
住所 茨城県笠間市笠間978-4
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • 12月1日(日)からは、10:00~16:30(入館受付は午後4時まで)
休館日 月曜日 
※9月23日、10月14日、11月4日は開館、翌日休館
観覧料 大人 1,300円
65 歳以上 1,000円
大学・高校生 900円
中学生 300円
小学生無料
  • ※20名以上の団体は各200円割引
    ※障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は各半額割引
TEL0296-72-2160
URLhttps://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
割引券https://www.nichido-museum.or.jp/coupon.html

笠間日動美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

笠間日動美術館 笠間日動美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

笠間日動美術館学芸員によるギャラリートーク
日 時:10月12日 (土)、11月23日(土・祝)
時 間:各回 14時~(30分程度)
会 場:企画展示館
参加費:無料(要入館料)

講演会「フォーヴィスムの変容 フランスから日本へ」
講 師:藤原貞朗氏(茨城大学人文社会科学部教授)
日 時:11月2日(土) 14時から(約1時間)
会 場:企画展示館 2階

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

味のある良作にめぐり逢えます

「フォーブ・ショック」と題した企画展。
フランス、日本のフォービズム作家の作品約60点。必ずしもフォービズムの作品に限らず、その熱気が冷めた後に落ち着いた作風も合わせての展示です。

同館の所蔵品を中心に、大谷コレクションや茨城県近代美術館、多摩信用金庫、更には数多くの個人蔵の作品が集められてます。多摩信用金庫、実に良い物をお持ちですね。

著名作家が目白押しですが、味のある作品が多く、展示室の採光・照明などの見やすさも加わって、見応え十分の素晴らしい展覧会でした。

今回の個人的ピックアップ。
ヴラマンク《古い教会》:ヴラマンクらしい逸品、
里見勝蔵《女》:フォービズムのど真ん中表現、
ドンゲン《羽飾り帽の婦人》:個人的にはドンゲンはアタリ・ハズレの幅ありだがこれはビンゴ、
児島善三郎《座したる女》、等。
二階の展示会場ホールに日本のフォービズム集団・フュウザン会のメンバーの自画像、斎藤与里、木村荘八、岸田劉生、萬鉄五郎が並ぶ。これも良い。

フォーブ企画展の他にも見どころたっぷり。

「鴨井玲の部屋」では鴨井の絵画作品や遺品等約60点。酔いどれ男に自己投影した狂気帯びた自画像の数々、斜傾する3つのキュービックに抽象化された寒色トーンの教会作品、等。鬼気迫る。

別棟のフランス館での常設展の所蔵作品も、大家揃いだが実に味わい深い。
庭園の彫刻も素晴らしい。

初訪問ですが、日本を代表する画商の底力に感銘を受けました。

THANKS!をクリックしたユーザー
黒豆さん、uchikoさん、morinousagisanさん、ファイさん

4.0

コテコテの野獣派ではなく

のっけからゴッホ マティス
 
マルケの風景画3点と
日本人画家では 梅原龍三郎の薔薇3点が良かったです

何と言ってもフライヤーになっているマティスの
黄色いコンソールが一番でした

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出展作品・関連画像IMAGES

ラウル・デュフィ《黄色いコンソール》1949頃 大谷コレクション蔵

ラウル・デュフィ《花のある自画像》1907 大谷コレクション蔵

ジョルジュ・ルオー《ピエロと小さな踊り子》1934頃 笠間日動美術館蔵

児島善三郎《座したる女(裸婦)》1932 兒嶋画廊蔵

佐伯祐三《コルドヌリ(靴屋)》1925頃 茨城県近代美術館蔵

アンリ・マティス《Jazz No.8イカルス》1947 笠間日動美術館蔵

アンリ・マティス《Jazz No.9フォルム》1947 笠間日動美術館蔵

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