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特別展 片桐石州の茶 武家の正統

特別展 片桐石州の茶 武家の正統

根津美術館|東京都

開催期間:

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武家茶道をつなぐ片桐石州。利休、古田織部、小堀遠州の流れが見て取れる!

根津美術館さまの暴挙!採算度外視!!
とも思えてしまう片桐石州(せきしゅう)展。
十分見応えあり、かなり好きな展覧会でした(前後期ともに伺った武家茶道贔屓者)。

掛軸の表装や茶入仕覆の裂地の多くに「織部好み」とされる色や柄を使用されているところ、茶杓の姿、茶入の蓋…節々に、利休、古田織部、小堀遠州の流れが見て取れた。
また、展示には高橋箒庵文庫(慶応義塾大学)の古書も活用。
初めて目にする『石州三百箇條』は『利休百首』の続編か(200も増えとる!)。
石州さま、かなりの茶会好きなのか、時代的なものなのか、ただならぬ回数の茶会を開催。

・《石州茶会記 六月四日朝》 1幅 江戸時代18-19c 個人蔵
・《尻膨茶入 銘 夜舟》瀬戸 桃山-江戸時代16-17c 根津美術館蔵
・《肩衝茶入 銘 奈良》瀬戸 江戸時代17c 個人蔵
・《肩衝茶入 銘 八重垣》瀬戸 江戸時代17c 愛知県美術館蔵 (木村定三コレクション):八重柿の当て字も
・《唐物文琳茶入 銘 宇治》中国・南宋~元時代13c 東京国立博物館蔵:織部、遠州、石州好みの牙蓋のス(黒い筋のようなもの)の比較。
・《鶴羽箒》片桐石州作 羽根 江戸時代17c 湯木美術館蔵:3枚羽
・《松笠釜》西村弥三右衛門作 鉄 江戸時代17c 個人蔵:「ちちりの釜」と茶会記に記載あり…これのことか。小ぶりの釜
・《竹尺八花入》片桐石州作 竹 江戸時代17c 湯木美術館蔵:竹を逆さに使用
・《瓢炭斗》片桐石州作 瓢箪 江戸時代17c 岐阜プラスチック 工業株式会社蔵

・『承応万治宗関公御客御飾付之留』 1冊 江戸時代 寛政4年(1792)書写 慶應義塾図書館蔵
・『大工之書』2冊 江戸時代 天明4年(1784) 書写 東京国立博物館蔵:茶室の歴史書、座敷など各寸法も細かく記す。
・『承応万治宗関公御客御飾付之留』 江戸時代 寛政4年(1792) 書写 慶應義塾図書館蔵
・『宗関公御会道具附』江戸時代 嘉永3年(1850) 書写 慶應義塾図書館蔵
・『石州三百箇條』 3冊 紙本墨書 江戸時代 天保9年(1838) 書写 慶應義塾図書館蔵

・備忘録
仙台清水家、1道関は織部門下。2道関は石州門下。
大和国小泉藩は、現 奈良県大和郡山市小泉町 JR大和小泉の辺りか。
登場人物:千道安[1546-1607、利休の長男]、桑山宗仙[1560-1632、千道安が師]、小堀遠州[1579-1647、徳川将軍家の茶道指南役]、元伯宗旦[1578-1647、千宗旦、三千家の祖]、江岑宗左[1613-1672、千利休の曾孫、表千家四代目]
現在の武家茶道「石州流」はどうなっているのか、そのお点前は…というところにも触れて欲しかった。

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morinousagisanさん

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