中村佑介展 in TAKARAZUKA 2025
宝塚市立文化芸術センター|兵庫県
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中村佑介の願い
チケットを買う入口のところから会場内のアジカンの音楽が聞こえてきて、鑑賞に集中できるか心配だったが、会場に入るとテンションが上がった。踊りながら鑑賞してた。
会場内は文化祭のお化け屋敷みたいで、両側にイラストが展示してある細い通路が延々と続く構造で楽しかった。
疑問に答えてくれるキャプションだった。イラストを見ながら、どうやって描いているんだろうと思っていると、イラストが出来上がるまでの説明が掲示してあった。ラフの後まずはペンで描き、それをパソコンに取り込んで着色しているそうだ。白黒の線画を着色する時に輪郭線が消されている箇所があって、それによって柔らかさやとろみが出ていてよかった。あと、ラフ、ペン画と完成版で修正されている箇所があり、間違い探しみたいでずっと見比べられる。時間が足りない。
NHK日曜美術館の宇野亞喜良特集の時、少女を描き続ける宇野に対して横尾忠則が「変態だ」「変態だ」と言っていたのを思い出して、男性が少女のイラストを描き続けるのには屈折があるのかなと考えていると、中村の女子に対する思いとかもキャプションで説明してあった。中村のイラストは横顔が多いな、何でだろうと思っていると、その解説もあったりして、本当に疑問に答えてくれるキャプションだった。
異なるCDジャケット同士に同じ構図が使われていたり、作中、曲中にまつわる色々な小道具がイラストに散りばめられていたりして、中村自身もイラストを描くとき繰り返し曲を聴いたりするらしいが、買ったお客さんが、本を何度も読んでくれる、CDを何度も聴いてくれることへの中村の願いを感じた。愛だなぁ。
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- eiroh613さん、morinousagisanさん