つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより
アサヒグループ大山崎山荘美術館|京都府
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民藝の縁
全く行くつもりはなかったが、喫茶室の限定ケーキが美味しそうだったので行くことにした。コラボスイーツ大事。
それから、大山崎山荘の建物が気に入ったから。ゆっくり回りたいなと思っていたところ、思ったより仕事が早く終わったので行くことにした。ゆっくり回りたい大山崎山荘の建物と、いつまでも見てしまう民藝品の相性が抜群だった。民藝品を楽しめるかな、と心配だったが、濱田庄司の卵立と酒盃がどう違うのかな、というだけで時間が経った。濱田と河井寛次郎のスリップウェア皿の色の違いを見比べるだけで楽しかった(濱田の方が色が落ち着いていて、河井の方がチョコレートのようなツヤのある色だった)。民藝品は色だけでも楽しめる。樂美術館に行った時、鉢の見込みに見入ってしまった経験が繋がっていて、自分も成長したなぁと思った。見込みだと、河井の「海鼠釉片口」に驚いた。なんだこの色は。バーナード・リーチの「ガレナ釉大鉢」もローマの美術品のような色でよかった。
あと、出品作家を見ていたら、黒田辰秋がいたからという理由もある。だんだん知っている人が増えてきて、この人がいるから行こう、というようになってきた。この人がいるなら行く価値があるだろうという信頼感。今回新しく、濱田庄司がその人になりそうだった。お皿に描かれた風車や格子の模様がかわいかった。今回は「縁」というテーマで、作家同士の繋がりが丁寧に追われていた。柳宗悦に影響を受けて河井が、河井に影響を受けて黒田が、黒田に影響を受けて志村ふくみさんが(NHK日曜美術館の黒田辰秋特集で観た。ちなみに志村さんは声がすごくかわいらしかった)、芹沢銈介に影響を受けて柚木沙弥郎が(日美の柚木沙弥郎特集で観た)民藝の世界に入った。そうやって縁が繋がっていくのがいいなぁとしみじみ思った。
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