つながる民藝 縁ぐるり
―山本爲三郎コレクションより

アサヒグループ大山崎山荘美術館

  • 開催期間:2025年4月19日(土)~2025年7月6日(日)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:3 件
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-1
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-2
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-3
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-4
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-5
河井寬次郎《スリップウェア線文鉢》1931年 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
芹沢銈介《琉装の女》1940年代 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
富本憲吉《白磁染付蝋抜ホップ文鉢》アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
濱田庄司《白釉胴紐注瓶》1960年頃 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
エセル・メーレ《上着》1920年代 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-1
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つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-1
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-1
つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより アサヒグループ大山崎山荘美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

1920年代に思想家の柳宗悦(1889-1961)らを中心にはじまった民藝運動は、地域や国境、職業や世代を越えた人々の多様な繋がりを生みだしました。そのなかの一人、朝日麦酒(現アサヒグループホールディングス)株式会社の初代社長を務めた山本爲三郎(1893-1966)は、民藝運動を草創期から支えた人物として知られます。山本のもとに集まった品々は現在、山本爲三郎コレクションとしてアサヒグループ大山崎山荘美術館に所蔵され、「民藝」という言葉の誕生から100年を迎えた今なお、褪せることのない魅力を放っています。

本展は、この山本コレクションから9人の作家(濱田庄司、バーナード・リーチ、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功、河井寬次郎、黒田辰秋、青田五良、エセル・メーレ)に焦点を当てるものです。濱田とリーチ、リーチと富本、富本と芹沢、……メーレと濱田、という連続的なペアを作り、各々の作品とエピソードから、彼らの関係を一つの円環のように浮かび上がらせます。

いわゆるグループ展とも2人展とも異なる試みが明らかにする、9人それぞれの関係性や意外な共通点、あるいはこの円環に派生する人々のつながりをお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年4月19日(土)~2025年7月6日(日)
会場 アサヒグループ大山崎山荘美術館 Google Map
住所 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし、5月5日は開館
観覧料 一般 1,100 円 (1,000 円)
高大生 500 円 (400 円)
中学生以下 無料
障がい者手帳・ミライロID をお持ちの方 300円
  • ※( )内は20名以上の団体の場合
TEL075-957-3123 (総合案内)
URLhttps://www.asahigroup-oyamazaki.com/exhibition/mingei-gururi/

アサヒグループ大山崎山荘美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

アサヒグループ大山崎山荘美術館 アサヒグループ大山崎山荘美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

REPORT

民藝の縁

 全く行くつもりはなかったが、喫茶室の限定ケーキが美味しそうだったので行くことにした。コラボスイーツ大事。
 それから、大山崎山荘の建物が気に入ったから。ゆっくり回りたいなと思っていたところ、思ったより仕事が早く終わったので…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

「使うもの」として鑑賞すると楽しいです

民藝の作家に関するエピソードや作品のつながりを「縁」としてつなげていく展示方法でした。
本人のあずかり知らぬところでつながり、隣同士で展示されているかもしれないという
面白さがありました。
どの作品もガラスケースに鎮座していますが「民藝」→「一般の民衆が日々の生活で使う工芸品」として芸術品とは違って気軽に見て回りました。
「このどっしりした食器なら肉じゃがをどかんと載せたい」とか「この上着は着心地はどうかな」とか「この椅子は耐久性と座り心地抜群では」など実際に使うシーンをイメージしながら楽しく鑑賞しました。
喫茶コーナーでは【縁】をテーマにしたスイーツもいただきました。

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

暮らしの美しさを知る民芸

柳宗悦の思想から大正時代に誕生した「民芸」という言葉。(造語とは知らなかった!)館所蔵コレクションの中から9人の作家をピックアップし、作り手同士の繋がりを作品で見せるというスト-リ-性のある展示でした。作家を支援したアサヒグル-プ初代社長山本為三郎しかり、人の縁により日常の道具が美術品に昇華していく様子を伺い知ることができます。日常生活の静かであたたかな情景が思い浮かぶ作品の数々。もとは使いやすさを追求した実用品であったはず。それがガラスケースごしに鑑賞するものになって、作家さんたちは何かジレンマのような思いを抱くことはあったのでしょうか。
両掌で大事に扱いたい。そんな生活美が堪能できる展覧会でした。

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河井寬次郎《スリップウェア線文鉢》1931年 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

芹沢銈介《琉装の女》1940年代 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

富本憲吉《白磁染付蝋抜ホップ文鉢》アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

濱田庄司《白釉胴紐注瓶》1960年頃 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

エセル・メーレ《上着》1920年代 アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

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