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因陀羅の禅機図断簡コンプリート! <荏原畠山美術館>

先日、静嘉堂文庫美術館の感想で「荏原畠山美術館の因陀羅が見たい」と書いておいたら、このたび展示してくれました(たまたま!)

というわけで初参戦。

土日は東京メトロの「休日メトロ放題」を使って移動しているので、浅草線の高輪台駅からではなく、南北線の白金台駅から住宅地をひたすら南下。

地図と看板表示を頼りに辿り着いた先には、起伏に富んだ庭と蔵のような新館がドーン!

入館前から期待が高まります。

 

禅機図断簡、いいですね。

禅師のスカッとした笑顔を見ると、暑い中、足を運んでよかったなぁと思えます。

振り返ってみると、2年くらいで国宝+1の計6点を見ることができました。

どんな経緯で切り取られ、それぞれにもらわれて行ったかわかりませんが、6点並べて鑑賞する機会が欲しいです。

表装や落款の違いを見ながら、断簡後の来し方を想像する…、楽しそう!

 

因陀羅の他に面白かったのは『呉須山水茶碗』。

まず、形が楕円形!

手に持った姿はイメージできたけど、どこに口をつければいいのか見当がつかない。

そのうえ、描かれた山々が高層ビルのようなシルエットになっていて、なんとも不思議な作品になっています。

 

新収蔵品として展示されていた三浦俊輔の油絵のタッチには見入りました。

毛羽立ったような風合で描かれていて、点描とも違うんですよね。

技巧が面白くて、油絵が苦手なのに楽しめました。

 

展示で感心したのが表装の説明を表示していたこと!

「風帯:XX」「中回し:XX」のように裂の表示を見たのは、泉屋博古館の「表装の愉しみ」展以来です。

丁寧な展示は好感度が上がります。

 

作品の撮影はNGですが、中庭の撮影はOKでした。

中庭はリニューアルしてから雑誌によく掲載される撮影スポットのようで、Casa BRUTUS 9月号では杉本博司さんが被写体になっていました。

素敵な美術館ですね。


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