この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
札幌は、明治期、開拓使によって近代都市として開発された新興都市です。碁盤の目のように整然と区切られた街区。レンガ造や軟石造の洋風の建築。アカシアやエルムの濃い樹陰。戦前の札幌は、そのエキゾティックなたたずまいにより多くの旅人をひきつけると同時に、ここに生まれた少年・三岸好太郎のこころに、はるかな異郷へのあこがれ―エキゾティシズムをはぐくみました。
画家・三岸好太郎(1903‐34)は、1921(大正10)年に上京し、亡くなるまで東京を拠点に活動しましたが、毎年のように札幌に帰郷しています。画友の家に滞在して旧交をあたため、札幌の知名人士の肖像画を描き、展覧会も開催。生地・札幌は、画家・好太郎を物心両面で支えたかけがえのない場所でした。
本展は、札幌における好太郎の足跡とゆかりの場所をたどりながら、好太郎が札幌で描いた詩情豊かな風景画を中心に同時代の画家が描いた古き良き時代の札幌風景を紹介します。大正から昭和にかけての、ノスタルジックな札幌のイメージをこの機会にお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年10月5日(土)~2024年12月3日(火) |
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会場 |
mima 北海道立三岸好太郎美術館
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住所 | 北海道札幌市中央区北2条西15丁目 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、10月15日(火) ※ただし10月14日、11月4日は開館 |
観覧料 | 一般 700円(600円) 高大生 400円(300円) 小中生 300円(200円)
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TEL | 011-644-8901 |
URL | https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb/ |
mima 北海道立三岸好太郎美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

中西利雄《札幌の夏(北大構内)》1939(昭和14)年 北海道立近代美術館蔵

三岸好太郎《水盤のある風景》1932(昭和7)年 北海道立三岸好太郎美術館蔵

三岸好太郎《北大のポプラ並木》1932(昭和7)年 北海道立三岸好太郎美術館蔵

三岸好太郎《大通教会》1928(昭和3)年頃 北海道立三岸好太郎美術館蔵

三岸好太郎《大通公園》1932(昭和7)年 北海道立三岸好太郎美術館蔵