5.0
全体に鈴木敏夫のこだわり、そこここにジブリ
暖簾をくぐり不思議な通路を抜けると鈴木の生い立ちのコーナーから始まる。好きな物に囲まれた子供部屋が再現されていて最後のコーナーにある収集の数々に繋がって行く。
アニメージュ編集長としての訓示が秀逸。楽しく仕事をしなくては読者はついてこない。鼻くそほじりなから読んでいる読者が、飽きない程度の内容をとか、訓示か?の内容だがいちいち納得の内容だから必読。
事務所の掃除の仕方を見ていて、物を捨てられない人は資料の収集が向いていると分析するあたり人を見る目が優れている。人脈の豊かなのも頷けるエピソード。
壁に編集部やアニメーター等のイラストが有り面白い。
沢山の映画のDVDや本の収集部屋を通り抜けると迫力のある湯婆婆や銭婆のおみくじコーナーが有り楽しい。恋愛運か開運が選べる。
最後は湯屋を模したお土産屋と老若男女が楽しめる内容だ。
普段、常設展示している地下が会場。地上階は別の企画展をしていて別料金。
完全事前予約制でスムーズに鑑賞できた。処々に撮影可能な場所有り。