3.0
四季折々の、日本の庭園と百花繚乱
日本各地には、かつての大名や将軍が造営を指示し、名造園家・作庭家が造ってきた庭園が数多く存り、それらの美しい庭園は、現在でも国の特別名勝などとして維持管理がされていると。今展では、同館コレクションの中から「庭」をモチーフにした現代日本画作品を展覧して、集めた作品よって同館独自の庭園を造園し紹介してもいるとのことでした。そんな庭を巡ることで、美しい日本の文化と日本画表現に触れてみてほしい、とのことでした。家の事情からこの10年くらいは、全く旅行というものが出来なくなっていて、なんとなく、各地の名勝庭園の美を作家さんの眼を通して見れるのだろうと、楽しみに訪ねました。実際には、「庭園」を思っていたのですが、どちらかと言うと「花」の絵と言った感じのものが多かったと思います。別にそれはそれでキレイで、悪くはないのですがちょっと残念ではありました。個人的には、井上稔氏の《雪の室生》、中川脩氏の《毛越寺 浄土庭園》、それに松村公嗣氏《雪月花》などがとても良かったです。
いつもなのですが、とても空いています。駅近のアクセスの良さで低料金ぐるっとパスにも対応していて下さるので、こんなに空いていてもったいないなどと思ってしまいます。館内1階展示室奥で上映のVTRは、YouTubeでも見られました。作品人気投票も開催されていました。