4.0
緩い感じが良い
土曜日に訪問。観覧者は少ないです。自分が観覧した1時間強で10人も居なかったかもしれません。内容は時代ごとの大津絵の展示になっています。時代ごとに同じ意匠の絵がありますのでその違いがよくわかります。全体を覆っているのはなんとも緩い感じの雰囲気で、「傘さす女」のようなシュッとした絵もありますが、全体的にはユーモラスで笑ってしまいます。決して美術品としての価値は高くないのかもしれませんが、当時の息吹が伝わってきます。ちょっと不人気だったかもしれませんが、鍋を被った女性が踊っている絵が気になりました。おそらく会期中はゆったり見られると思います。