5.0
散策するように鑑賞
人工物を分解していくとたどり着く、或いは自然界に存在している「マテリアル・素材」にフォーカスした展示でした。
展示物の多くが床に直置きされており、足元を注意深く見ながら鑑賞することが新鮮で楽しめました。例えるなら森や波打ち際を散歩しつつ、自然の形を発見していくような体験でした。
一部ですが触れる展示物(毛皮や泥団子など)もあり本展示らしいと感じました。
良かった作品
「Cryptid」 本多沙映
フェイクファーを題材にした作品。人工物と自然物の在り方を問いかけるようなコンセプトで思わず触ってみたくなる(触れることができる展示物でした)見た目が良かったです。