ちひろ 光の彩(いろどり)

ちひろ美術館・東京

  • 開催期間:2023年3月18日(土)~2023年6月18日(日)
  • クリップ数:12 件
  • 感想・評価:3 件
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-2
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-3
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-4
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-5
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-6
いわさきちひろ 夜の国で青い鳥をつかまえるチルチルとミチル『青い鳥』(世界文化社)より 1969年
いわさきちひろ 緑の風のなかの少女 1972年
いわさきちひろ 光と風のなかで 1968年
いわさきちひろ 十五夜の子どもたち 1965年
いわさきちひろ やぎと男の子 1969年
いわさきちひろ あかちゃんのくるひ 『あかちゃんのくるひ』(至光社)より 1969年
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1
ちひろ 光の彩(いろどり) ちひろ美術館・東京-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

こもれび、月明かり、ろうそくの灯、
そして心を彩る希望の光


いわさきちひろ(1918-1974)は、第二次世界大戦後の子どもの本の隆盛期に、絵雑誌や絵本を舞台に活躍し、水彩のやわらかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描きました。

ちひろは、水彩技法を探求するなかで、あえて詳細な描きこみや、説明的な描写を省略して、子どもや物語を照らし出す光で心情や情景を表現するようになりました。まぶしい陽の光、こもれび、ろうそくの灯や月明り、さまざまな光が子どもたちや物語を彩豊かに照らし出しています。

ちひろが描いた光には、子どもたちの未来や希望も重ねあわされているように感じられます。本展では、ちひろの光の表現に着目して、水彩技法の変遷もあわせて紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年3月18日(土)~2023年6月18日(日)
会場 ちひろ美術館・東京 Google Map
展示室展示室3・4
住所 東京都練馬区下石神井4-7-2
時間 10:00~17:00
  • 3月は ~16:00
    (入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日 
祝休日は開館、翌平日休館
※GW(4月29日~5月7日)は無休
観覧料 大人1,000円
高校生以下 無料
  • 団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生の方は800円
    障害者手帳を提示の方とその介添えの方(1名)は無料
    年間パスポート3000円
TEL03-3995-0612 テレフォンガイド 03-3995-3001
URLhttps://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/28225/
割引券https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/

ちひろ美術館・東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ちひろ美術館・東京 ちひろ美術館・東京

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

敢えてにじみを多用した絵を展示。

絵本「青い鳥」と「にじのみずうみ」の原画があり、眼福でした。
特にちひろの作品の中で今までそれほど気にしていなかった「にじのみずうみ」の絵が、にじみを多用して描かれたという意識がなく、見ながら非常に興味深かったです。
美しいにじみの周りの余白にこそ水の広がりを感じさせるという、これはいわゆる水墨画的な発想かなぁ、などと、イタリアのおとぎ話で洋風なキャラにも関わらず、日本人らしい感覚もすごく感じて、彼女の絵の技法や感覚的な部分についてもっと知りたくなりました。

他の方の感想で「複製ばっかりじゃないの!原画が観たいんです!」というものがあり、これは返す言葉もない事実で、お気持ち良くわかります。
複製も、今回はほぼ感じなかったですが、前回行った時は色の再現に関しては素人判断でも「ものによるかなぁ」と感じた次第で、本当にすごいんですけどやはりパーフェクトはありません。
ただ、わたしは小2からちひろのファンで見てるんですけど、最近見た時あまりの退色と紙の変色にぞっとしたことがありまして、その時「ああ、水彩の絵というのはその時にしっかり見ておかないと同じ色では二度と見られないんだ」という辛い現実に相当ショックを受けました。
がんがん複製して、どんどん技術を磨いて、再現率を高くして頂きたいと思います。

しかも今は安曇野開館期間中ですから、原画が少ないのはちょっとしょうがないところもある、かなぁ・・・。
実は安曇野がオープンしたての頃は、悲しくなるほどもっと原画がありませんでした。
「あっち行っちゃってるんだろうなぁ」と思いましたが、こればかりはどうしようもなく、逆に今はその当時よりもこれでもずっと原画の展示数が多いです。

この問題を解決するすることはできませんが、一つ館のスタッフさんにお願いがあります。
HPを見ても展示リストがないのですが、作っていただけませんでしょうか?
行かないと何が展示されてるかわからないというのいいこととは思えません。
原画がどれくらいあるか、複製がどれくらいなのか、一目瞭然で、お客様のがっかりも減らすことができるのではないでしょうか。

私は複製であろうが(昔の複製のイメージや意味合いと現在の複製の価値とは全く異なるものであると承知もしております)、2時間を超える道のりであろうが、行ける限りはこれからも伺います。
どうかご検討… Read More

THANKS!をクリックしたユーザー
micco3216さん、morinousagisanさん

2.0

ほとんどが印刷複製画

原画はほんの一部で、ほとんどがピエゾグラフという印刷複製画だった。印刷物でいいなら絵本を見ていればいい。特殊な技術で本物そっくりに再現されているのかもしれないけど、美術館の魅力は唯一無二のオリジナルに出会えること。残念だった。

4.0

知らなかったことも多い方でした

ふんわり穏やかな作風と思っていましたが、
中身はなかなかに濃いものがあり、童話ならではのダークな内容もあり、時間かかる展示でありました。
素敵なたてもの、庭、雰囲気、図書室も充実しており、カフェもここちよく、良い場所です。
少し静かに過ごしたい大人の空間と思いますが、お子様が多く、にぎやかすぎたので★減らしました。
でも、心地よい場所です。

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出展作品・関連画像IMAGES

いわさきちひろ 夜の国で青い鳥をつかまえるチルチルとミチル『青い鳥』(世界文化社)より 1969年

いわさきちひろ 緑の風のなかの少女 1972年

いわさきちひろ 光と風のなかで 1968年

いわさきちひろ 十五夜の子どもたち 1965年

いわさきちひろ やぎと男の子 1969年

いわさきちひろ あかちゃんのくるひ 『あかちゃんのくるひ』(至光社)より 1969年

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