信長と戦った武将、荒木村重展
-謎多き男に迫る!

市立伊丹ミュージアム

  • 開催期間:2022年11月19日(土)~2022年12月25日(日)
  • クリップ数:3 件
  • 感想・評価:2 件
信長と戦った武将、荒木村重展-謎多き男に迫る! 市立伊丹ミュージアム-1
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『英名百雄伝』より「荒木摂津守村重」、戎光祥出版株式会社蔵
『絵本太閤記』より「信長と対峙する村重」、戎光祥出版株式会社蔵
歌川国芳《太平記英勇伝》より「荒儀摂津守村重」、市立伊丹ミュージアム蔵
歌川芳幾《太平記英勇伝》より「荒木摂津守村重」、立命館アートリサーチセンター蔵
月岡芳年《本朝智仁英勇鑑》より「織田上総介信長」、市立伊丹ミュージアム蔵
信長と戦った武将、荒木村重展-謎多き男に迫る! 市立伊丹ミュージアム-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

群雄割拠の戦国時代、天下統一を夢見る織田信長の配下として各地を転戦して武功をあげ、政治経済の要地である「摂津国」を支配していた武将、荒木村重。重臣の一人として信長から全幅の信頼を得ていた村重は、豊臣秀吉や明智光秀など、名だたる武将と肩を並べた強者であるとともに、茶や能楽に通じた文化人としても一目を置かれていました。

しかし、現代において村重は「卑怯者」と評価されてきました。突如として信長に反旗を翻し、一年余りの攻防の末、妻子を置いて有岡城から脱したからです。同時に、地方豪族の家臣から立身するも、絶頂期で転落し、晩年は茶人として生きた数奇な運命は、これまで多くの小説で取り上げられ、さまざまな人物像が描かれてきました。

本展では、残された歴史資料と作品を通して武将・村重の生き様をたどるとともに、村重が嗜んだ茶と能楽に関する資料や、村重の居城であり、信長との攻防を繰り広げた有岡城の資料とその復元などを展示し、多角的な考察から村重の真の像に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年11月19日(土)~2022年12月25日(日)
会場 市立伊丹ミュージアム Google Map
展示室展示室 1・2・3・5
住所 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,000円
大高 700円
中小 400円
TEL072-772-5959
URLhttps://itami-im.jp/

市立伊丹ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

市立伊丹ミュージアム 市立伊丹ミュージアム

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

岩佐又兵衛と大河ドラマが交錯して

荒木村重が城主であった「有岡城」の地である伊丹での展覧会です。
私の中では、奇想の絵師の一人ともされる岩佐又兵衛の実父、子や妻や家来を置いて一人逃げ出したと伝わりどうも良い印象はない。
城に残された者たちは、絶世の美女との伝わる妻「だし」も含め、京の六条河原で無惨に処刑されたと伝わる。

もう昔々の「世界史選択」で、「日本史」を一夜漬け科目にしてしまったつけが尾を引いて
歴史大好きだけど、分かってないから手っ取り早くこの年になって「大河ドラマ」で歴史の流れを追っています。
展覧会の主人公は、戦国時代の真っただ中にあり、「黒田官兵衛」の田中哲司さんのイメージが焼き付いている。
官兵衛(V6の岡田君)が脚を悪くしたのも、彼の有岡城の牢に長くとらえられていたからだった。
荒木村重の背景としては、「麒麟がくる」にも反映されている。

本展の展示は歴史的文献資料が多く、解説を読み進めながらも、上記二つの大河ドラマの登場人物が浮かんできました。
「有岡城」はどのような城だったのか?には、城郭研究家で人気の千田先生が熱く語る動画も流れていました。
この時代の文化人として、「連歌」「能」「茶の湯」の素養もあり、(かなり田舎からの成り上がりなのに)
会場となった市立伊丹ミュージアムは「柿衞文庫」も併設しており「俳諧」美術館としての歴史もあり、その関連としてみる「連歌」の展示は面白いかも。
濃彩と精緻と細密描写の岩佐又兵衛への言及は、かなり目を凝らさないと分かりにくい『誓願寺門前図屏風』(これって文博の展覧会でも見たなぁ・・・)

遠くからの方はさておき、摂津にお住いの方々にはお薦めの展覧会かも。
伊丹は酒処、ちょっと散策するにはちょうどいいかもしれません。

THANKS!をクリックしたユーザー
ぷりんさん

REPORT

文化人としての一面を持つ武士 荒木村重

 米澤穂信さんの「黒牢城」を読み、荒木村重に興味を持ち、訪れました。戦国時代については高校日本史(3年ほど経ってるのでかなり忘れてます)くらいの知識しかありません。そのため荒木村重についてほぼなにも知らない状態で行ったのですが…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
Nine Livesさん、Sukekiyo-Acckermanさん、他1人

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出展作品・関連画像IMAGES

『英名百雄伝』より「荒木摂津守村重」、戎光祥出版株式会社蔵

『絵本太閤記』より「信長と対峙する村重」、戎光祥出版株式会社蔵

歌川国芳《太平記英勇伝》より「荒儀摂津守村重」、市立伊丹ミュージアム蔵

歌川芳幾《太平記英勇伝》より「荒木摂津守村重」、立命館アートリサーチセンター蔵

月岡芳年《本朝智仁英勇鑑》より「織田上総介信長」、市立伊丹ミュージアム蔵

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