信長と戦った武将、荒木村重展-謎多き男に迫る!
市立伊丹ミュージアム|兵庫県
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文化人としての一面を持つ武士 荒木村重
米澤穂信さんの「黒牢城」を読み、荒木村重に興味を持ち、訪れました。戦国時代については高校日本史(3年ほど経ってるのでかなり忘れてます)くらいの知識しかありません。そのため荒木村重についてほぼなにも知らない状態で行ったのですが、荒木村重とその周辺人物や時代についても史料があったためわかりやすかったです。一向一揆に関する史料もあり、時代背景を想起しやすい展示となっていました。
子である岩佐又兵衛の描いた屏風も展示されていたのですが、なんというか活気を感じるような絵でした。彼の作品だけでも観に行きたいと思いました。他には荒木村重が書いた書状や、城についての詳しい解説、茶器や花瓶などもありました。荒木の花押を初めて見たのですが、非常にかっこよかったです。私の主観になりますが、武士の力強さよりは、歌、茶、能楽といったものに関わった武士の文化人としての一面への興味が深まる展示内容だったと感じています。
今回の展示に関わるグッズは缶バッジ、ポストカード、饅頭などがありました。グッズ売り場のあたりに米澤穂信さんのサインの入った本もあり、見ることができてうれしかったです。
17時より少し前に行ったため、じっくり見れなかったものもありました。わたしのように歴史にあまり詳しくない方は早めに行った方が時間を気にせずに見ることができていいのではないかと思います。それと、徒歩10分もかからない所に有岡城跡もあるので訪れてみるのもいいかもしれません。
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