3.0
画冊が良展示
松岡中国絵画コレクション、初めて拝見しました。
比較的穏やかで平明な作品が好みだったようです。状態がすごく良いです。
画冊を分けて複数場面を一挙に展示して頂けるのは嬉しいですね。
大体1~2場面の展示だったりするのでこれは他の美術館でも真似て欲しいところ。
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創設者 松岡清次郎は自らオークションや公募展に出向き、琴線にふれる作品とめぐりあい、約2400点のコレクションを蒐集しました。清次郎が愛した芸術もまた、様々な人やモノ同士のめぐりあいの上に成り立っています。
「出会い」をテーマに、館蔵の中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成した3会期連続企画。そのVol.3となる今回は、「明清陶磁 繚乱の美」「館蔵 中国明清絵画展」「幽玄の道」「中国青銅器 金文」を開催します。
所蔵品の主軸である陶磁器からは中国陶磁の集大成となる明清時代の作品を出品。また、清次郎が晩年、集中的に蒐集した明清絵画を一堂に会します。さらに中国伝来の芸能を起源とする能楽に関連した作品、金文に着目して中国青銅器をご紹介します。作品との出会い、作品に内包された様々な出会いをお楽しみください。
会期 | 2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日) |
---|---|
会場 |
松岡美術館
![]() |
住所 | 東京都港区白金台5-12-6 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 祝日の場合は翌平日 |
観覧料 | 一般 1,200円 25歳以下 500円 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料 |
TEL | 03-5449-0251 |
URL | https://www.matsuoka-museum.jp/ |
3.0
松岡中国絵画コレクション、初めて拝見しました。
比較的穏やかで平明な作品が好みだったようです。状態がすごく良いです。
画冊を分けて複数場面を一挙に展示して頂けるのは嬉しいですね。
大体1~2場面の展示だったりするのでこれは他の美術館でも真似て欲しいところ。
4.0
エントランスは日当たりがとてもよく、日差しの中でクリスマスの飾りをつけた二頭の鹿のブロンズ像に迎え入れてもらいました。落ち着いた雰囲気で、大好きな美術館の一つです。
日本画、陶磁器の特集が多いように思っていましたが、今回は明清絵画の特集でした。沈南蘋や董其昌、良かったです。
明清陶磁は、色鮮やかな絵付け、青花陶磁、などなど多彩ぶりに目移りします。「茶葉」の単色の磁器は少し褐色がかった抹茶色で、思わず「抹茶のういろうみたい・・・」
圧巻は能の特集で、能面、装束、狩野 探信の大和絵、伊東 深水の「仕舞熊野」、良いものを見せていただきました。
解説がわかりやすく、いつも楽しく読んでます。
Webサイトに来年度の企画展が掲載されてました。これまた素敵なラインナップで楽しみです。
4.0
いつもながら、良い雰囲気、ゆったり作品を堪能出来るおすすめ美術館です。久しぶりの明清絵画展示は前後期で全て展示。コレクションの核である陶磁器も明清の美しい作品に目を奪われます。能コレクションは能面がズラリ、能に詳しくなくとも、渾身丁寧なキャプションで堪能出来ます。併せて能関連の絵画も展示、狩野探信の画帖、伊東深水の大作「仕舞熊野」、必見の渋谷佳代の代表作「紅葉狩」、松岡清次郎の審美眼で蒐集された以外に観る機会の少ない昭和の院展の優品が鑑賞出来るのも此の美術館の魅力です。
5.0
ゆったりと見学でき、ちょうど時期的にお庭の木々が鮮やかに紅葉してさらに素敵でした。1階には、ミイラや東洋の石仏彫刻がたくさん展示されていました。さらにヘンリームーアの大きな作品。2階は、能面のコーナー、さらに「なんでも鑑定団」でもよく耳にする景徳鎮窯の作品が所狭しと展示されています。展示品を楽しむだけでなく、美術館の建物やお庭、白金の街歩きを含めてゆっくりと時間を過ごせるのではないかと思います。
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