3.0
前衛写真を楽しむ
アヴァンガルド結構面白かったです。
マン・レイ、アジェから日本の都市ごとに作家、作品を紹介します。
恩地孝四郎や瑛九の作品もありました。
写美の館蔵品のみ写真撮影可能です。
個人蔵や他の美術館の作品はNGです。
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ちょっと分かりにくいですね。
アートアジェンダ - 日本全国 284 の美術館・博物館と 756 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
前衛写真は海外から伝わってきたシュルレアリスムや抽象美術の影響を受け、1930年代から1940年代までの間に全国各地のアマチュア団体を中心に勃興した写真の潮流です。活動時期が大変短い時期であったことなどで、その活動内容についてのあまり検証がなされていませんでした。しかし近年各地の美術館によりその活動の研究が進み、海外でもその活動が注目されています。
それまでも写真にとって絵画の影響は強いものでしたが、前衛写真は画家だけではなく詩人やデザイナーなどが参加し、その活動の幅を広げていました。特に1937年に瀧口修造が山中散生(ちるう)とともに企画した「海外超現実主義作品展」が東京で開催(のち京都・大阪・名古屋・福井を巡回)されたことによって多くの写真家が触発され新しい表現へ向かい、画家たちは写真を使って、絵画では出来ない表現に挑戦していきました。
しかし、戦時下体制の強化とともに前衛表現は規制を受け、1939年には時局への配慮から多くの前衛写真のグループは名称を変更せざるを得なくなります。1941年に瀧口が逮捕され、写真雑誌が統合され、また多くの写真材料の輸入が困難となり、各地で行われていた活動も収束へと追い込まれていきます。
本展では、同時代に流行した前衛絵画との関係性なども考慮にいれ、シュルレアリスム運動とどのように関わっていったのか今回の展覧会によって詳らかにします。
会期 | 2022年5月20日(金)〜2022年8月21日(日) |
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会場 |
東京都写真美術館
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住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
時間 | 10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館 |
観覧料 | 一般 700円(560円) 学生 560円(440円) 中高生・65歳以上 350円(280円)
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TEL | 03-3280-0099 |
URL | https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4280.html |
3.0
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