5.0
なんだかゆったりしちゃう
おじさん一杯。脱力してる。いいなぁ。
レクチャも受けての鑑賞はいいな。
奥が広がった感じ。
広重の力も感じるし、浮世絵いいなぁと思える展示だ。
当時の人たち、楽しみながら旅行に行ってるんだな。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 308 の美術館・博物館と 596 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
笑顔のおじさん、がんばるおじさん、旅するおじさん― 広重が描くおじさん大集合!
風景画の名作を数多く描いた絵師、歌川広重(1797~1858)。広重の絵をよく見ると、なんとも味わい深い人物たちがたびたび登場することに気づきます。本展は彼らのことを親しみと愛着をこめて、あえて〈おじさん〉と呼び、その魅力を眺めてみようという企画です。無垢な笑顔のおじさん、仕事をがんばるおじさん、グルメを楽しむおじさん、ピンチであわてるおじさんなど、広重の描くおじさんたちは見れば見るほど個性豊かで、愛嬌に満ちた存在であることがわかります。
よく知られた広重の名品も、おじさんたちを通して眺めることで、今までとは違った新鮮なイメージで見えてくるかも知れません。保永堂版「東海道五拾三次之内」を始めとした代表作はもちろん、普段展示されることの少ないレアな作品まで、広重の新たな魅力をたっぷりと紹介します。
※本展は中山道広重美術館で好評を博した「ゆる旅おじさん図譜」展のコンセプトを元に、新たに構成した展覧会です。
会期 |
2023年2月3日(金)~2023年3月26日(日)
|
---|---|
会場 | 太田記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-10-10 |
時間 | 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 2月28日~3月2日(展示替えのため) |
観覧料 | 一般 800円 大高生 600円 中学生以下 無料 |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/ |
5.0
おじさん一杯。脱力してる。いいなぁ。
レクチャも受けての鑑賞はいいな。
奥が広がった感じ。
広重の力も感じるし、浮世絵いいなぁと思える展示だ。
当時の人たち、楽しみながら旅行に行ってるんだな。
4.0
東海道五十三次や江戸名所図会、名作風景画を数多く描いた絵師・歌川広重の、浮世絵の中に登場する味わい深い人物たちを、あえて「おじさん」とし、その魅力を眺めてみようという、かなり変わった企画だ。笑顔のおじさん、がんばるおじさん、旅するおじさん、グルメにご満悦のおじさん、何かをぼーっと眺め佇むおじさん、ピンチに慌てるおじさん…広重が描く様々なおじさん大集合です。ちょっと大分久しぶりの太田記念美術館さん。半信半疑で行かせていただきました。それが、なかなか人気の様で、展示ケースの前は、ずらっと各作品ごとに1~3人が鑑賞している、状態で…。確かに、今まで何度も見た広重の作品でも、主はあくまで「風景」で、脇役の人物たちは、「この人いい顔してる」とか、「面白い顔!!」とか、「わぁー大変!」とか、「災難だなぁ」とかと、風景の中に描かれ絶妙に色を付けている人物たちを、注目して見たことはいくらでもありましたが、こうして「おじさん」ばかりに注目して、これほどまじまじと沢山のおじさんを見たことは、今までありませんでした。確かにこうして見れば広重のおじさんたちは、一人ひとりが骨格から服装まで細かく丁寧に描き分けられており、そこから身分や職業がわかることはもちろん、人間関係の「ドラマ」まで想像することもできる…。面白いです!! 見ていて、どうしてこうもあっさり感情移入してしまっているのかと、自分に呆れてしまいました。それに、広重だけでなく葛飾北斎や歌川国貞、歌川国芳、小林清親といった浮世絵師たちが描いたおじさんたちも「みんなのおじさん」として紹介されていました。国芳の、駆け出し役者のシンクロナイズドスイミング、そんなぁ~、とうっかり声を上げそうになってしまいました。完全展示替えの後期も、ぜひ見たいと思いました。因みに山種美術館と「相互割引」があります。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都渋谷区で開催中の展覧会