心が動く瞬間
パッと心に入ってくるような原画が沢山あって、部屋の中に入った瞬間に絵本の中にいるような感覚になりました。
絵のタッチの違い、デジタルからアナログまでいろいろあり、絵の具やペン・貼り絵など画材や画法の違いも楽しむことができま…readmore
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1964年から続く、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」では毎年、絵本原画のコンクールが行われており、世界各地から多くのイラストレーターが作品を応募しています。5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募できる公募展で、絵本の専門家である審査員たちによって、すでに絵本として発表された作品も未発表のものも全て公平に審査されます。
このコンクールで入選した作品を紹介する「ボローニャ国際絵本原画展」を、西宮市大谷記念美術館では1978年から毎年恒例の展覧会として開催してきました。
コロナ禍以降オンラインで開催されていたブックフェアでしたが、今年は3年ぶりにボローニャ現地で開催され、大変な賑わいを見せました。コンクールは今年もオンラインでの応募となり、過去最多の92カ国3,873組からの応募がありました。その中から、日本人4人を含む29カ国78人が入選を果たしました。本展では入選作全てを紹介します。
入選作の他にも、特別展示としてSM出版賞を受賞したサラ・マッツェッティ(2019年受賞/第10回)とチュオ・ペイシン(2021年受賞/第11回)の作品も展示します。
会期 | 2022年8月13日(土)〜2022年9月25日(日) |
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会場 |
西宮市大谷記念美術館
![]() |
住所 | 兵庫県西宮市中浜町4-38 |
時間 |
10:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 | 水曜日 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 高大生 600円(400円) 小中生 400円(200円)
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TEL | 0798-33-0164 |
URL | http://otanimuseum.jp |
パッと心に入ってくるような原画が沢山あって、部屋の中に入った瞬間に絵本の中にいるような感覚になりました。
絵のタッチの違い、デジタルからアナログまでいろいろあり、絵の具やペン・貼り絵など画材や画法の違いも楽しむことができま…readmore
3.0
毎年楽しみにしている展覧会ですが、メッセージ性が強調された作品が多かった気がします。
戦争、コロナ等、閉鎖的な世相が反映しているのかもしれませんが、どんなメッセージが
込められてるのだろうと考えこむ作品が、例年より目立ちました。
子ども連れの訪問者も多かったので、絵やストーリーで楽しくなる作品がもう少し
あればと思いました。
ミュージアムショップにポストカードの取り扱いがなく残念でした。
3.0
こちらは自宅から至近なので、ほぼすべての企画に訪問している。
小さい子供がいるわけでも、絵本が好きなわけでもないが、
今年は開催初日にお邪魔した。
中東の作家は、モチーフが歴史絵巻的、去年もそのような印象だった。
日本を含む東アジアの作家は表現が緻密でミニマム。
ドイツ人?アーティストへのインタヴューで「日本のアクリル絵の具の特にオレンジ色の質感に惚れこんでいて本国で手に入らないが、東北に留学していたツテで送ってもらっている」というのが印象に残っている。
特に今回は展示の量と見せ方にスッキリし過ぎの感あり。
逸れるが、子供さん向けとしては先日宝塚市立芸術センターで伸びやかなのをやっていた。
3.0
板橋区立美術館開催の最終日に行きました。最終日とあって、かなり混んでいました。夏休み中でもあり子供と来られている方が多かったです。
こちらに引っ越してきてから10年以上毎年訪れている展覧会です。絵本=子供ではないですが、年々難しい話の絵本が多くなってきているように感じます。世相なのか暗い話が多く、もう少し明るい話、明るい絵になってくれるとな~と思いながら鑑賞しました。
4.0
20年くらい毎年、行っています。世相を反映してか?選者が代わるのか?その年によって画風が変わりますが、今年は作品数も多く明るい感じで良かったです。ただこの方の絵をもっと見たい、絵本やグッズを購入したいと思う方は残念ながらいませんでした。例年は鑑賞中からこの作品がグッズになっていたら良いなと半ば祈りながら、最後ショップに行ってガッカリするパターンが多いのですが、意地悪い言い方をすると今年はそういうショックは無くて良かったのかな。
入選者は例年に比べて中国、台湾、韓国の方が多く日本人は少ない印象を受けました。
4.0
毎年鑑賞しているボローニャ国際絵本原画展。
今年も個性的な目を引く作品が多数あり楽しめました!
個人的には、ここ数年いいな好きだなと思える作品が多い気がする。
さらに今年は日本人絵本作家の降矢ななさんが5人の審査員のうちの1人とのこと。
全体的な印象としては、韓国・中国・台湾のアジアの入選作が多かった。
細かな絵、遠景の絵、小さな絵が多いため、逆に大きな絵やシンプルな絵、近景の構図の作品が目立っていた。
画材・技法の欄にデジタルメディア・混合技法と表示された作品が今やほとんどだけど、もう少し具体的な情報記載なら、より原画鑑賞を楽しむ材料になるなと感じた。
作品は楽しめたけど、ショップのポストカードの種類が過去一で少なくて残念。
前は過去の図録とかも購入できたけどそれもなく……。
もう少しショップを拡充して欲しい!
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