2022イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展
西宮市大谷記念美術館|兵庫県
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心が動く瞬間
パッと心に入ってくるような原画が沢山あって、部屋の中に入った瞬間に絵本の中にいるような感覚になりました。
絵のタッチの違い、デジタルからアナログまでいろいろあり、絵の具やペン・貼り絵など画材や画法の違いも楽しむことができました。
下絵のタッチの跡、貼り絵の凹凸、絵の具の混ざり具合など、原画ならではの良さがあり、前から見たら横から見たりしながら、絵や色や思いの重なりも楽しみの一つでした。
ひとつ一つの絵がとても素晴らしく、個性溢れていて「作者はこんな感じの人かな?」「どんな思いで描いたのかな?」と想像を膨らませながら見るのもおもしろかったです。
原画をじっと見つめていると、ストーリーが溢れてくるような感覚になり、「この虫はこんなことを思っているかな?」「きっとこの続きはこうなるのでは?」などといろいろ想像しながら観ることが出来ました。
一枚の絵からバーーーーンと伝わるものもあれば、5枚の絵で繋ぎ合わされたストーリーにグッと心を掴まれたり、クスッと笑わせてもらったりと、さまざまな思いや内容で溢れていました。
鑑賞をしながら「次はどんな絵と出会えるのだろう?」とワクワクしながら歩き続けました。
5枚の絵から読み取れなかった内容が、最後のコーナーに置いてある絵本を通して感じることができたのもよかったです。
絵本でありながら、一枚一枚の絵がアートであり、原画の良さを肌で感じることができました。
こんなステキな時間を、こんなステキなストーリーや絵に出逢わせていただいたことに感謝です。
いつか、私もこんな風に描いた絵を見てもらえるような時が来ることを願いながら、夢を膨らませていきたいです!
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- Audreyさん
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- BY meeeeeeeei