5.0
「トラりん」年。
正月恒例、干支の特集展示。
京都国立博物館PR大使のトラりんがずっと待ち望んでいた寅年がついにやってきました。
ということで尾形光琳の「竹虎図」は外せません!トラりんと瓜二つなのは当たり前なのですが、そのままのデザインで現代のゆるキャラになってしまう、光琳さんの絵のかわいさがたまらないです。
昔の人は実物のトラを見る機会はなかったけれど、見聞きする絵画や物語から「強そう!かっこいい!」と思ってトラの絵を描いたようです。
でもやっぱり想像で描くからお茶目なトラの絵になっていまう、そのギャップがまたいいなと思いました。
あまり怖くない愛らしいトラから、強そうなリアルトラまで、トラづくしで迎える新年です。