ロートレックとミュシャ パリ時代の10年

大阪中之島美術館

  • 開催期間:2022年10月15日(土)~2023年1月9日(月・祝)
  • クリップ数:24 件
  • 感想・評価:4 件
ロートレックとミュシャ パリ時代の10年 大阪中之島美術館-1
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アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《サロン・デ・サン 54号室の女性船客(第3ステート)》1895年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《サロン・デ・サン ミュシャ作品展》1897年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ(第2ステート)》1891年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《ジスモンダ》1894年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《サロン・デ・サン 第20回展》1896年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《『彼女たち』(第4ステート)》1896年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《アメジスト(連作「四つの宝石」より)》(ドローイング)1900年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《学生たちの舞踏会》(文字の入れられていないステート)1900年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《つた》1901年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《月桂樹》1901年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《ディヴァン・ジャポネ》1893年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《アンバサドゥール、アリスティド・ブリュアン》1892年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
アルフォンス・ミュシャ 《ムーズ・ビール》1897年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本展は、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)とアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が芸術の都パリで活躍した 1891年から 1900年までの10年間に焦点を当て、二人が共通して取り組んだ石版画ポスターを中心にご紹介するものです。

ロートレックは 1891年に第1号ポスターとなる《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》を制作、その約3年後、ミュシャも第1号ポスター《ジスモンダ》を発表しました。これを機に、いずれも時代の寵児として活躍していきます。

二人とも第1号ポスターで脚光を浴びましたが、その活動拠点は、ロートレックがモンマルトル、ミュシャがモンパルナスとセーヌ川を挟んで隔たり異なっていました。本展では、アトリエ、印刷会社、クライアントなど作品制作をとりまく様々な点にも着目し「よき時代(ベル・エポック)」の双璧をなす二人のポスター作家の実像に迫ります。

また、わずか10年の内にこの世に送り出された宝物のようなロートレック作全ポスター作品31点を一堂に紹介すると共に、大阪中之島美術館に寄託されているサントリーポスターコレクションならではのステート違いや試し刷りの段階のものも豊かに展示する極めて稀な機会です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年10月15日(土)~2023年1月9日(月・祝)
会場 大阪中之島美術館 Google Map
展示室4階展示室
住所 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
12月31日、2023年1月1日
※ただし、1月2日、1月9日は開館
観覧料 一般 1,600円(1400円)
高大生 1,300円(1100円)
小中生 無料
  • ※災害などにより臨時で休館となる場合があります
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※20名以上の団体鑑賞を希望の場合は事前に大阪中之島美術館団体受付フォームにてお問い合わせください
    ※学校団体の場合は来場の4週間前までに、美術館公式サイトの学校団体見学のご案内からお申込みください
    ※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください(事前予約不要)
    ※一般以外の料金で利用の方は証明できるものを当日要提示
    ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です
TEL大阪市総合コールセンター(なにわコール)
06-4301-7285
受付時間 8:00 – 21:00(年中無休)
URLhttps://nakka-art.jp

大阪中之島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

大阪中之島美術館 大阪中之島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ベルエポックの世界へタイムワープ

ロートレックとミュシャを中心に1891年から1900年のパリで製作されたリトグラフの展示会。
ミュシャといえば「アール・ヌーボーの旗手」ですが、今回は「ベル・エポック」という大きなくくりで楽しむことができます。

それにしても展示内容が見事。商用ポスターコレクションとして白眉のサントリー・ポスターコレクション(現在は中之島美術館に寄託)に土井君雄・尾方寿行両氏のミュシャコレクションが加わる。

質・量ともに最高の展示会でした。

特に完成品だけでなく、試作品や製作途中のもの。中にはリトグラフに作者本人のサインや加筆などがされた作品もあり、ベル・エポックの世界にタイムワープしたような錯覚に陥りました。

3.0

ロートレックはモダンで、ミュシャはポップ?

同世代(ミュシャが4つ先輩)で、同じ時代にパリに住み、リトグラフという手法で描いたポスターという同じジャンルを手掛け、どちらも売れっ子画家となっているので、お互いの存在は知っていた可能性があるが、コンタクトした記録についてはどこにも触れられていない。画風はまったく異なり、お互いが影響を及ぼしていることは感じない。ロートレックは色数が少なく、浮世絵のごとく平面的で、本質をそのまま描くのに対して、ミャシャは、色彩豊かで、陰影法を使い写実的に描写し、現実をそのまま写すというよりはより美しく描いており、正反対で対照的でした。展覧会の最後に、シュザンヌ・ヴァラドンの自画像があり、ロートレックの元カノとして紹介されていましたが、ロートレックが描くヴァラドンはネット画像で見たことがあったので、ミュシャが描くヴァラドンがあれば、両者の特徴がもっとわかりやすいだろうなと想像していました。

最近、学んだ現代アートの知識で、モダンは引き算、ポップは足し算であるということから、ロートレックはモダンで、ミュシャはポップに分類できるのかな。

4.0

ロートレックはやっぱり異才だった

ミュシャは、2回目だったのでその世界観は想像通りで楽しめたのですが、ロートレックは、衝撃的でした。ポスターの域を超えてその絵の中に入り込んでしまいました。ロートレックの生涯やポスターの生まれる背景をアナウンスで聞いて、ポスターを堪能しました。『ムーランルージュ、ラ・グーリュ』は最高!

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、morinousagisanさん

3.0

人気の二人 軽やかなロートレックと優美なミュシャ

軽やかで、黒が生きるロートレックと
花に飾られた優美なミュシャ
何度見ても飽きることはなく、繰り返し見たい。
若い女性が多い。
同時開催の攻めたGUTAIと一緒に回れば、かなり癒されるのでは?
一部を除いて、写真撮影もOKです。
QRコードからダウンロードして音声ガイドも無料でした。
イヤホンをお忘れなく。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、さいさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《サロン・デ・サン 54号室の女性船客(第3ステート)》1895年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アルフォンス・ミュシャ 《サロン・デ・サン ミュシャ作品展》1897年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ(第2ステート)》1891年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アルフォンス・ミュシャ 《ジスモンダ》1894年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アルフォンス・ミュシャ 《サロン・デ・サン 第20回展》1896年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《『彼女たち』(第4ステート)》1896年
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アルフォンス・ミュシャ 《アメジスト(連作「四つの宝石」より)》(ドローイング)1900年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《学生たちの舞踏会》(文字の入れられていないステート)1900年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

アルフォンス・ミュシャ 《つた》1901年
サントリーポスターコレクション、大阪中之島美術館寄託

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