3.0
大人が惹かれる優しい絵
初めて訪れた、PLAY!MUSEUM。最終日と言うこともあってか結構人がいる感じでした。
酒井駒子さんを存じ上げていなかったのですが、とても優しい絵を描く方なんですね。
でも、何だかどの絵も淋しげ…。
子供より、大人が惹かれる絵なのかぁと感じました。
展示の仕方も独特で、森の中を彷徨っている様な気になります。
膝を抱えて一人、座っている女の子のハガキに何故か惹かれて購入してしまいました…。
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『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(いずれも偕成社)などで知られる絵本作家・酒井駒子。子どもや動物、情景の繊細な描写と、絵と響き合う詩的な文が多くの人々を魅了してきました。ブラチスラバ世界絵本原画展での金牌、オランダ「銀の石筆賞」を受賞するなど、海外でも高い評価を得ています。
本展は、酒井駒子初となる本格的な個展です。これまでに刊行された20冊を超す絵本を中心に、約250点の原画を厳選。「ひみつ」「はらっぱ」「くらやみ」「こども」などのキーワードに分けて空間を構成します。
会場内には、酒井が制作を行う山のアトリエ周辺の映像や音、酒井が大切にしている小さなおもちゃやオブジェを配します。森の中、街の中をゆったりとめぐりながら、絵とことばに出会う、そんな新しい体験を提供する展覧会です。
チラシやポスター、図録のデザインは、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)のブックデザインを手掛けたcozfish(祖父江慎+藤井瑶)が担当しています。
◆ 酒井駒子(さかいこまこ)プロフィール
1966年生まれ、絵本作家。絵本に『よるくま』『はんなちゃんがめをさましたら』(いずれも偕成社)『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など、画文集に『森のノート』(筑摩書房)。『きつねのかみさま』(作・あまんきみこ、ポプラ社)で日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞、『ぼく おかあさんのこと…』(文溪堂)でピチュー賞(フランス)・銀の石筆賞(オランダ)、『くまとやまねこ』(文・湯本香樹実、河出書房新社)で 講談社出版文化賞絵本賞を受賞。 『ゆきが やんだら』(学研プラス)はニューヨーク・タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれた。
会期 | 2021年9月18日(土)~2021年11月14日(日) |
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会場 |
PLAY! MUSEUM
![]() |
住所 | 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2F |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 展示の入替、年末年始をのぞく |
観覧料 | 一般 1,500円 大学生1,000円 高校生 800円 中・小学生 500円 [立川割] 一般 1,000円 大学生 600円 高校生 500円 中・小学生 300円
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TEL | 042-518-9625(PLAY! MUSEUM) |
URL | https://play2020.jp/article/komako-sakai-2/ |
3.0
初めて訪れた、PLAY!MUSEUM。最終日と言うこともあってか結構人がいる感じでした。
酒井駒子さんを存じ上げていなかったのですが、とても優しい絵を描く方なんですね。
でも、何だかどの絵も淋しげ…。
子供より、大人が惹かれる絵なのかぁと感じました。
展示の仕方も独特で、森の中を彷徨っている様な気になります。
膝を抱えて一人、座っている女の子のハガキに何故か惹かれて購入してしまいました…。
4.0
絵本の原画なので、子供が主人公。でも友達は登場せず、ぬいぐるみやおもちゃ等が友達のようだ。独りになったときの子供の不安、さびしさ、空想力、ちょっとした冒険心、といったものを感じた。誰しも独りで経験してきたことのように思う。懐かしく、愛らしい気持ちになる絵画だった。
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『まばたき』原画(岩崎書店、2014年)
『よるくま』原画(偕成社、1999年)
『金曜日の砂糖ちゃん』原画(偕成社、2003年)
『金曜日の砂糖ちゃん』原画(偕成社、2003年)
『ぼく おかあさんのこと…』原画(文溪堂、2000年)
『くまとやまねこ』原画(河出書房新社、2008年)
『ゆきがやんだら』原画(学研プラス、2005年)
『ビロードのうさぎ』原画(ブロンズ新社、2007年)