木島櫻谷 四季の金屏風
京都画壇とともに

泉屋博古館

  • 開催期間:2021年9月11日(土)~2021年10月24日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:3 件
木島櫻谷 四季の金屏風 京都画壇とともに 泉屋博古館-1
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木島櫻谷《柳桜図(左隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《柳桜図(右隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《燕子花図(左隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《燕子花図(右隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《菊花図(左隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《菊花図(右隻)》 大正6年(1917)
木島櫻谷《雪中梅花(左隻)》 大正7年(1918)
木島櫻谷《雪中梅花(右隻)》 大正7年(1918)
木島櫻谷《猛鷲波濤図屏風(左隻)》 明治36年(1903)
木島櫻谷《猛鷲波濤図屏風(右隻)》 明治36年(1903)
木島櫻谷《葡萄栗鼠》 大正時代
岸連山《寒月照梅花図》 江戸時代 19世紀
今尾景年《深山瀑布図》 明治後期 ~ 大正時代
円山応挙《双理図》 江戸・天明2年(1782)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

近年再評価の高まる日本画家 木島櫻谷(このしまおうこく 1877-1938)は、明治から昭和にかけて京都画壇の重鎮として全国的に活躍しました。その最も充実していた大正時代の半ば、住友家からの依頼で、大阪天王寺の壮麗な近代和風の新本邸を飾るため制作したのが、四双の金屏風です。

柳桜、燕子花、菊花、紅梅と四季それぞれの花が彩るその連作は、古典を踏まえつつも、若い頃から研鑽した写生の技、そして優れたデザイン感覚が発揮されています。

文展では上位入選の常連で若くして審査員に列せられた櫻谷ですが、展覧会出品作とはまた別趣の、抑制されたなかに典雅で洗練された近代的美意識を感じさせます。京都の中心地室町に生まれ育ち、美術工芸が暮らしに溶け込む上質な生活文化を知り尽くした彼のもうひとつの本領をここにみることができます。

本展では四季屏風を一挙に展示、加えて櫻谷と彼を育んだ江戸から近代に続く京都の画家の作品を、住友コレクションのなかから紹介します。新たに寄贈された櫻谷作品にもご期待ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年9月11日(土)~2021年10月24日(日)
会場 泉屋博古館 Google Map
住所 京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
9月21日(火)
※ただし9月20日は開館
観覧料 一般 800円
高大生 600円
中学生以下 無料
  • ※本展覧会の入場料で青銅器館も観覧できます
    ※20名以上は団体割引20%、障がい者手帳提示の方は無料
TEL075-771-6411
URLhttps://www.sen-oku.or.jp/kyoto/

泉屋博古館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

泉屋博古館 泉屋博古館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

四季を堪能しました!

春の季節感(過去に定期的に訪れていた桜・梅のの名所など)が味わえていなかったのですが、この展示、特に、大きな屏風の、桜の美しさや、梅と雪をモチーフとした作品、および、杜若の作品を通して蘇り、満喫しました。



私事ではありますが、いわゆるスーパームーンなど、と現在呼ばれる状態の大きな満月や話題になるような月食などを除くと、月自体をまじまじと見ることはなくなっています。今回の展示では、どちらかといえば、光り輝いた満月ではなく、柔らかな月の光、さらに、水辺に反射した月の描き方が美しく、日々の情景(特別な日、状態ではなく)を毎日つぶさに観察していたからこそ描けたのだろうな、と感じました。



さらに、動物の描き方が繊細かつ柔らかで、鹿の後ろ姿など、愛らしく、張り詰めた空気でしたが、集中してみている時には、和みました。

3.0

住友茶臼山本邸を飾った豪華な四双の金屏風に囲まれて

野村美術館から鹿ケ谷通りを上がって、泉屋博古館へ。以前はヒトが溢れていた途中の「日の出うどん」さんも人の列がない。
「写生」の櫻谷は、頻繁に写生に訪れるので動物園から年間パスポート「優待観覧券」贈呈されたほどで、櫻谷の描く動物はなんだか優しくて、ふぉわっふぉわっの毛、墨の濃淡も、筆遣いも自由自在。
住友家15代当主春翠が建設に7年の歳月をかけた大阪の茶臼山本邸のために特注した四双の金屏風が圧巻です。
大きな座敷に飾られたのでしょうか、サイズが大きい。
春の「柳桜図」満開の桜と舞う花びらと春の息吹を感じさせる柳の新芽。夏の「燕子花図」は光琳の「燕子花図」をすぐに思い起こしますが、光琳のようなデザイン的な画面ではなく花それぞれの写生に基づいて描かれているそう。秋は春翠は菊がお好きだった「菊花図」。冬のテーマは『雪中梅花』、この雪景色を夏に飾って”涼”を演出したとの解説になんと素敵なおもてなし。
10月23日からの「旧木島櫻谷邸」公開もあわせてどうぞ。

5.0

住友の特注品

 最近、木島櫻谷の作品を見る機会は増えているという印象を受けます。来月は福田美術館でも展覧会が開催されるようですし。
 その中でも、この展覧会が他館と違うのは、収蔵展示品の多くが、住友家が発注して所蔵しているものが多いことにあります。
 あんな大きな屏風は大邸宅にしか飾れませんよね。

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morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

木島櫻谷《柳桜図(左隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《柳桜図(右隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《燕子花図(左隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《燕子花図(右隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《菊花図(左隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《菊花図(右隻)》 大正6年(1917)

木島櫻谷《雪中梅花(左隻)》 大正7年(1918)

木島櫻谷《雪中梅花(右隻)》 大正7年(1918)

木島櫻谷《猛鷲波濤図屏風(左隻)》 明治36年(1903)

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