4.0
地味だけれども面白い
チラシを見ると地味な感じなので、予想通り空いてました(笑)
空いてた分、ゆっくり鑑賞できます。
梅をかたどった器も、漆器と磁器では雰囲気が全く違い、磁器も青磁と白磁ではまた印象が違い、飾りを廃した器の姿の美しさが印象的でした。
朱塗りの盤や勺は、え?鎌倉時代 今度は室町??と年代にびっくりでした。
茶の湯のコーナーは、金継ぎのお茶碗が素敵でした。
2階の「武人画家」のコーナーは、武家出身の画人の作品で、鉄板の海北友松、岩佐又兵衛、酒井抱一のほか、徳川将軍の絵もありました。12代家慶の竹を描いた水墨画は、素人芸を超えてました。4代将軍家綱が11歳の時に書いた絵もあり、将軍も大変ですね。。。。
地味だけれども個人蔵も多く、面白かったです。