4.0
思い思いの人物像
平日に訪問。時間予約制でした。館内はかなり余裕がありましたが、当日は比較的高齢の方が多く、案内テープを聴きながらの方も多かったため以外とスムーズには進めなかったです。「人をえがく」というテーマで、貴族から市井の人たちまで、多くの人物像が展示されています。特に名も無い一般のひとたちの絵は、飾り気がなく生き生きとしていて面白く感じられました。緻密な描写のものとヘタウマなものが混じり合い、楽しく見られました。また、大体週末は混み気味になります。
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古美術の様々なジャンルとその見どころを分かりやすく解説する展覧会、「はじめての古美術鑑賞」シリーズも5回目となりました。今年は、絵画の主要なテーマの一つである人物画をとりあげます。
人物画は今でこそ当たり前に描かれていますが、実は古代日本では忌むべきものとされていました。しかしそのような時代でも、信仰対象となった人びとだけは、例外的に描かれました。
そして中世以降、人物画は一般的なものとなり、その後は様々な人びとを対象として描かれるようになります。この展覧会では、「人をえがく」作品の展開を概観しながら、主な人物画のジャンルをわかりやすく紹介します。
会期 |
2021年9月11日(土)~2021年10月17日(日)
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会場 | 根津美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区南青山6-5-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 9月21日(火) ※ただし、9月20日(月・祝)、10月11日(月)は開館 |
観覧料 | オンライン日時指定予約 一般 1,300円 学生 1,000円
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TEL | 03-3400-2536 |
URL | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
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平日に訪問。時間予約制でした。館内はかなり余裕がありましたが、当日は比較的高齢の方が多く、案内テープを聴きながらの方も多かったため以外とスムーズには進めなかったです。「人をえがく」というテーマで、貴族から市井の人たちまで、多くの人物像が展示されています。特に名も無い一般のひとたちの絵は、飾り気がなく生き生きとしていて面白く感じられました。緻密な描写のものとヘタウマなものが混じり合い、楽しく見られました。また、大体週末は混み気味になります。
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高僧、異国人、歌仙、祭神、遊女等々、コレクションから人物表現を探ります。このシリーズ企画展は普段あまり展示されないコレクションが展示されるのも魅力です。土佐派直系最後の光元の作品、近世白描画、肉筆浮世絵、特に展示室2で展示の近代日本画作品は名品揃い、特に雅邦、松園、堂本印象作品は必見、安田靫彦の作品も小品ながら佳品です。絵画では仏画、江戸絵画、宋元画のイメージが強い根津美術館の展示ですが、今後は肉筆浮世絵、風俗図、近代日本画メインの展覧会も観たいところです。
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根津美術館、人をえがく、良いです!
蔵が深いを体現しているかのように初見の作品がまだまだあります。
菊池容斎、上村松園、堂本印象など根津で近代日本画は珍しいですね。すごく良い作品です。
個人蔵の橋本雅邦《臨済一喝》は1957年の東博雅邦展以来行方不明となり
近年発見され都内では64年ぶりに展示だそう。初っ端とは流石の根津。
64年ということはほとんどの人が初見ということ、貴重な機会です。
ヘタヘタのつきしま絵巻も楽しい。あれは捕らえられているのか。
椿椿山も好きなので嬉しい。
茶道具は上野の水指、瀬戸黒茶碗に見惚れる。
久しぶりの再開がとても嬉しい。庭園はちょっとだけ紅葉し始めたところです。
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