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コロナだけど叫びたい!ユネスコ無形文化遺産登録
展覧会を企画した時期が早すぎた?
チラシやホームページで「ユネスコで日本の『伝統建築工匠の技』の、審議・決定が行われる見通しとなっています」って、何だかモヤッとしているが…
めでたく昨年12月登録!
でもニュースでやってたかなぁ?
同じ無形文化遺産に登録された「和食」が騒がれていた2013年が懐かしい。
今回登録された、17件の匠の技はパネル展示で紹介されている。
金箔を使う華やかな技もあれば、漆の原木を育て、樹液を採取し、塗装や接着用の漆を作るという、地味そうな技もある。
それらの技が結集した法隆寺五重塔や春日大社本殿などを忠実に再現した模型が11点展示されている。
中でも唐招提寺の模型は、格天井(ごうてんじょう)の小さなマス目のひとつひとつに描かれた絵まで再現されている。ぜひ姿勢を低くして下から見てほしい。
コロナ禍で新しい生活様式が叫ばれるなか、伝えるべき古い生活様式も忘れないようにしたい。