東郷青児に馴染みのない人でも楽しめる、東郷青児を発見する
アートアジェンダのチケットプレゼントに当選し、新装後初めてのSOMPO美術館へ。
新しく出来た美術館はモダンで明るい内装が印象的。
東郷青児というと切れ長の目の美しい女性の画にプレイボーイというイメージでしたが、旅をすることと…readmore
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モダンな美人画で知られる東郷青児(1897-1978)は、24歳から7年間をフランスで暮らし、63歳以降は毎年のように海外を旅してまわりました。
本展では、日本とフランスを起点にした国際性を東郷の本質のひとつとみなし、東郷が旅先で見たもの、持ち帰った物、それらに刺激を受けた作品などを通じて、生涯、異国に強烈な興味を抱き続けた東郷の活動の足跡をたどります。
モダンボーイと呼ばれた東郷の「旅」を切り口に、油彩、素描、彫刻、デザイン、写真資料、そして東郷の蒐集品など、これまで展示する機会の少なかった収蔵品約140点をご紹介します。
パリからサハラ砂漠まで、尽きせぬ好奇心を胸に飛び込んでいった東郷の眼を通して、世界の旅をお楽しみください。
会期 |
2020年11月11日(水)~2021年1月24日(日)
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会場 | SOMPO美術館 Google Map |
住所 | 東京都新宿区西新宿1丁目26-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし11月23日、1月11日は開館 ※年末年始 12月28日(月)~1月4日(月) |
観覧料 | オンラインチケット 一般 1,000円 大学生 700円 高校生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内) |
URL | https://www.sompo-museum.org/ |
アートアジェンダのチケットプレゼントに当選し、新装後初めてのSOMPO美術館へ。
新しく出来た美術館はモダンで明るい内装が印象的。
東郷青児というと切れ長の目の美しい女性の画にプレイボーイというイメージでしたが、旅をすることと…readmore
5.0
予約制です。予約時間の15分程度前に着きましたが空いているということで入館出来ました。
東郷青児というと切れ長の目の美しい女性の画にプレイボーイというイメージでしたが、旅をすることと新しいことが大好きな人だったのだと知ることができました。また旅や交流のある作家に影響を受けて自分の作品に取り入れた経緯からは柔軟な発想の持ち主だったのではと思いました。
絵筆の跡がないような作風はどこからきたのか、と作品を見ながら疑問に思っていました。レオナール藤田とも交友があったことが展示からもわかりますが、二人の画風の共通点を感じました。
驚いたのは、画家と並行して二科展の運営や海外美術展との交流にここまで尽力なさっていたことです。画家としてだけではなく文化交流のハブになっていたことを初めて知りました。
しかし、冒頭のトランクとイーゼルの展示、後年の油絵の具を立体的に載せるという作風の転換の展示から生涯現役画家であったことを示しているようでした。美しく優しい展覧会でした。
4.0
予約制ですので事前に日時指定して週末に訪問。会期が長いせいもあり混雑はありません。新しくなって初めて伺いますが、さすがにきれいです。5階から3階までが展示です。青年期から展示が始まりますが、第三章の大型の絵画はどれも一度見たことがあるような絵で、とくに「望郷」はなじみ深い気がしました。4階の後半には彫刻も展示されており、他分野での作品も見どころです。3階はフランスの近代画家の作品と、晩年の作風が異なった絵画も見ることが出来ます。まだそれほど混むこともなく、ゆっくり落ち着いて見ることが出来ますのでお早めに。
5.0
広告にもなった、滑らかな肌のこの女性の姿が有名ですが、それ以外にも旅をして東洋から影響を受けた作品や時代に沿った流れで、青児さんの作品の変遷とその時々の感情が伝わってくる展覧会です。スケッチ画が今回はたくさん紹介されているのですが、本作品になる前の段階のものというよりも、心象風景や旅先での感動を表したものなど、とても楽しく一緒に旅行しているような気分になれました。
新しくなったショップやカフェもぜひおすすめです。
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