4.0
瑞獣もマスク着用
入口に掲示されているマスク着用を促すパネルが楽しい。
展示物の神虎の青銅器、顔が5つあるのだけれど、すべてにマスクをしてました。
いいアイデアですね。
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古来より、東アジアでは吉祥をもたらすとされた動物たち―瑞獣―が重要なモチーフとして様々な美術工芸に用いられ、その姿は想像力豊かに表現されてきました。
身近なようで実は多くの謎に包まれている瑞獣たち。その淵源をたどっていくと、約三千年前の古代中国の青銅器紋様にまでさかのぼります。
本展覧会では、数ある瑞獣たちのなかでも龍・鳳凰・虎を取りあげ、その謎と変遷の歴史を追って、選りすぐりの美術作品とともに、古代中国から近代日本まで東アジア三千年の旅へとご案内します。
会期 |
2020年9月12日(土)~2020年10月18日(日)
|
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会場 | 泉屋博古館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 9月23日 ※9月21日は開館 |
観覧料 | 一般 800円 高大生 600円 中学生以下 無料 |
TEL | 075-771-6411 |
URL | https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/ |
4.0
入口に掲示されているマスク着用を促すパネルが楽しい。
展示物の神虎の青銅器、顔が5つあるのだけれど、すべてにマスクをしてました。
いいアイデアですね。
3.0
後期展示に行ってきました。
吉祥をもたらすとされた動物たち―「瑞獣」の中でも「龍、虎、鳳凰」を取り上げ、青銅器、青銅鏡、屏風、拓本、掛軸、衣装など様々な表現を辿る展覧会です。
ご存じの通り、泉屋博古館さんは住友コレクションで、「住友」と言えば「銅」、それ故にこちらの「青銅器」コレクションは素晴らしいのですが、毎度毎度は、青銅器展示室へ回ることなく企画展だけで帰路につくこともしばしばでした。
今回の展示では、その青銅器コレクションから特別ユニークな青銅器がお出ましになっています。一番初めに目にする『虎卣』不思議不思議で、とってもチャーミング!今回は独立ケースでバックスタイルもしっかり拝見しました。建仁寺からは龍描きの名人・海北友松の『雲竜図』、東博からは伝陳容『五龍図巻』、大和文華館からは私個人的に大大好きな雪村の『呂洞賓図 』、相国寺からは若冲がお手本にしたと伝わる林良『鳳凰石竹図』、サントリー美からは探幽の『桐鳳凰図屏風』(双福並べて観たかったです!)・・・お宝が集まってきています。
コロナ禍の今、「瑞獣」が吉祥を連れてきてくれるといいですね。
泉屋博古館は、南禅寺、永観堂、哲学の道にも近いが、これまでも穴場的な場所でした。お天気に恵まれ、中庭に面したベンチで東山連峰を眺めながらゆったりまったりさせて頂きました。
5.0
開会初日に出かけました。
少人数で観覧されている方がほとんどで、ゆっくりと鑑賞することができました。
中国から伝わった龍や鳳凰などの様々な瑞獣が、少しずつ変化しながら日本にも根付いていく様を見ていくことができます。
泉屋得意の青銅器や鏡に始まり、中国の画人や近世近代日本の著名な画家たち(探幽、友松、応挙、櫻谷など)の絵を一度に堪能できる、充実した内容になっています。
会期で分かれて展示されるものがいくつかあるので、可能であれば二回訪れることをおすすめします。
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