特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて

国立科学博物館

  • 開催期間:2019年11月2日(土)~2020年2月24日(月・振)
  • クリップ数:29 件
  • 感想・評価:4 件
特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて 国立科学博物館-1
特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて 国立科学博物館-2
《ペンジュの木棺》紀元前800年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 Roemer- und Pelizaeus-Museum Hildesheim
《子供のミイラ》紀元前38年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 Roemer- und Pelizaeus-Museum Hildesheim
特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて 国立科学博物館-1
特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて 国立科学博物館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ミイラには人々を惹きつける魅力があります。魅力を感じる理由は人それぞれでしょうが、根源にあるものは、昔に亡くなった人の「姿」がそのまま残っていることに対する驚きではないでしょうか。

現代の研究によって、誰が、なぜ、どのような過程をへてミイラとなったのか、といったミイラに関する様々な謎が解明されています。

本展覧会では、世界各地のミイラとその背景にある様々な文化、科学的に明らかになったミイラの実像、そしてミイラに関わる多くの人達の活動を紹介しています。

展示を通して、ミイラの文化的・学術的価値を理解して頂ければ幸いです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年11月2日(土)~2020年2月24日(月・振)
会場 国立科学博物館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園 7-20
時間 9:00~17:00
  • ※金曜日・土曜日 9:00~20:00
    (最終入館時間 19:30)
休館日 月曜日 
月曜日が祝日の場合は火曜日
および12月28日(土)〜1月1日(水・祝)
※ただし2月17日(月)は開館
※開館時間や休館日等は変更になる場合あり
観覧料 一般・大学生 1,700円(1,500円)
小・中・高校生 600円(500円)
  • ※( )内は前売料金
    ※小・中・高校生グループ券1人につき500円
    (会場で当日販売 小・中・高校生 2名様以上同時入場限定)
    ※未就学児は無料。障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料
    ※本券で本展を観覧の方は、同日に限り常設展(地球館・日本館)も観覧できます。
    ※チケット販売場所:国立科学博物館(休館日を除く)、展覧会公式サイト、ローソンチケット、各プレイガイド
TELハローダイヤル:03-5777-8600
URLhttp://www.kahaku.go.jp

国立科学博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

期待以上の内容でした♪

楽しみにしていたミイラ展、チケットをいただいて行って参りました!
早めの時間から出かけたので空いていて比較的ゆっくり観ることができました。
ショーケースの横、やや後ろからも展示が見られて細部まで堪能できました。
話題になっていたネコ等の動物のミイラやたくさんの副葬品の展示も多くてとても興味深かったです。
アンナの頭蓋骨と日本のミイラも観ることができて感激でした。特に本草学者のミイラは本当に綺麗で、感動しました。
できればあと数回行きたかったのですが、2回しか訪問できず残念でした。

5.0

楽しみにしていたミイラ展!

実はミイラが大好きな私。。
今回世界中のミイラが大集合するとのことでとても楽しみにしていました!
最先端技術をまじえた解説はどれも興味深い内容。ミイラに秘められた歴史や文化にたっぷり触れることができさらに学びたい欲が出てきてしまいました。。
一番お気に入りだったのはチャチャポヤのミイラ。見た目がまんまゆるキャラの布に包まれており衝撃。中のミイラを写した映像も見ることができるのでさらに謎が深まった内容でした。。
とてもありがたい即身仏もきており大満足なミイラ展でした。

5.0

世界中のミイラがお出まし。

ミイラというと、包帯でぐるぐる巻きの身体が棺に納められているというイメージだったのですが、世界中にはいろんなミイラが存在していて、布で包まれて顔の絵が刺繍されているミイラや、動物のミイラ、内臓などがそのまま残っている自然のミイラも多数ありました。見比べることで、地域や時代によるミイラの作り方(でき方)の違いや、ミイラ作りの技術の進歩が見えてきて面白いです。
ミイラは謎が多いですが、今はCTスキャンやDNA分析などの学術調査によって、当時の人々の食生活や暮らしぶり、生前患っていた病気なども分かるようです。展示室では、各ミイラと並んでCTスキャンによる分析結果がパネルや映像(ナレーションは大塚明夫さん!)で紹介されています。古代エジプトのミイラの作り方アニメーションや、ミイラにホログラム映像を重ねた展示もあり、視覚的に理解しやすかったです。
今後、科学技術がもっと発達すれば、さらにたくさんのことが判明するかもしれないと思うと興味深いです。

4.0

厳かな気持ちに

覚悟していたよりは空いていましたが、展示ケースの中の説明文が人垣に隠れてすぐには読めないくらいの混雑でした。あちこちに展示の説明用の映像があるので、これを見てから展示を拝見すると、わかりやすかったです。

CTや3Dプリンター、プロジェクションマッピング(?)など、見せ方が凝ってました。何でもわかってしまいそう・・・と、科学的分析のすごさに感心しました。

亡骸を拝見しているわけで、ミイラにとってはこのように見られることは全く想像していないでしょうし、だんだん厳かな気持ちになり、特に最後の即身仏は、思わず手を合わせてしまいました。「ミイラ」の背景に文化や宗教感があることを強く感じました。

ミイラ展のグッズは種類も多く、充実しています。エジプトの神様をプリントしたタオルやキーホルダーは色味もデザインも可愛かったです。

昼食は館内のレストラン、ムーセイオンでいただきました。ミイラ展特別ランチがありましたが、普通の定番メニューで。火山型チキンカツや恐竜の足型ハンバーグなど、見た目も博物館らしくてよかったです。お味も良いし(精養軒が運営しているらしい)、価格も良心的でした。

常設展も入れたので、地球館のシアターや恐竜の化石、ハチ公のはく製などなど時間の許す限りあちこち見て回りました。

日本館の2階には、都内の遺跡で発掘された江戸時代のミイラもありました。
ミイラ展にプラスして、常設館も行ってよかったです。



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《ペンジュの木棺》紀元前800年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 Roemer- und Pelizaeus-Museum Hildesheim

《子供のミイラ》紀元前38年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵 Roemer- und Pelizaeus-Museum Hildesheim

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