4.0
チケットプレゼントに当たりました。
山種美術館を訪問するのは、初めてです。
速水御舟さんのデッサンがたくさんありました。
展覧会最後は最高傑作の「炎舞」です。
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本年は、日本画家・速水御舟(1894-1935)の生誕から125年、そして山種美術館が現在の渋谷区広尾の地に移転し開館してから10年目にあたります。この節目の年を記念し、山種美術館の「顔」となっている御舟コレクションの全貌を紹介する展覧会を開催します。
山種美術館創立者の山﨑種二(1893-1983)は御舟とは一つ違いでしたが、御舟が40歳という若さで早世したため、直接交流することがかないませんでした。しかし、御舟の芸術を心から愛した種二は、機会あるごとにその作品を蒐集し、自宅の床の間にかけて楽しんでいました。
一方、御舟は23歳の若さで日本美術院同人に推挙され、横山大観や小林古径らにも高く評価された画家。「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」という御舟の言葉どおり、彼は生涯を通じて、短いサイクルで次々と作風を変えながら、画壇に新風を吹き込んでいきました。
御舟は40年という短い生涯に、およそ700余点の作品を残しましたが、その多くが所蔵家に秘蔵されて公開されることが少なかったため、「幻の画家」とも称されていました。1976年、旧安宅産業コレクションの御舟作品105点の一括購入の相談が種二のもとに持ち込まれ、種二は購入の決断をします。その結果、すでに所蔵していた作品とあわせて計120点の御舟作品が山種美術館の所蔵となり、以来山種美術館は「御舟美術館」として親しまれてきました。
本展では、御舟の代表作ともいえる《炎舞》、《名樹散椿》(ともに重要文化財)をはじめとして、《錦木》など初期の作品から《牡丹花(墨牡丹)》など晩年の作品まで、各時代の作品をまとめてご覧いただきます。
山種美術館の御舟コレクション全点公開は2009年の広尾開館以来10年ぶりとなります。この機会に、御舟芸術の真髄をお楽しみください。
会期 |
2019年6月8日(土)~2019年8月4日(日)
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会場 | 山種美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
時間 |
10:00~17:00
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休館日 |
月曜日 7月16日(火) ※但し、7月15日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(1000円) 大高生 900円(800円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.yamatane-museum.jp/ |
4.0
山種美術館を訪問するのは、初めてです。
速水御舟さんのデッサンがたくさんありました。
展覧会最後は最高傑作の「炎舞」です。
5.0
速水御舟コレクションといえば山種美術館のイメージですが、こちらで速水御舟の作品を見るのは初めてで、とても楽しみにしていました。
特にやはり、初めて目の前で見た「炎舞」には圧倒されました。
展示順路の最後、「炎舞」のために設計されたという第二会場の独特な雰囲気も相まって、写真では分からない色遣いや迫力に美しさを感じました。
その時の気分などで見え方が変わってきそうなので、是非また見に行きたいなと思いました。
幅広い年代、様々な作風の御舟作品をまとめて見ることができて、自分の中の御舟の世界が一挙に広がりました。
5.0
いつもながらに良いです。言葉もありません。今回全てが、山種さんの所蔵品です。なので何度も何度も見たものばかりなのですが、何故か新しい作品に出会ったような緊張感と感動があるのは、山種さんの展示法や美術館そのものの持つ独特の雰囲気のせいかもしれません。今回は「記念」なので前後期展示替えもあって、二度見てしまいました。御舟さん、あと10年生きて描けていたなら、どんな作品が描かれたのだろう、と思ってしまいます。演舞は第二展示室で、更にまた照明の中独特な雰囲気を漂わせていました。「演舞」の「ほの穂」と「翠苔緑芝」の「緑のかげ」ショップの和菓子も素敵でした。
5.0
早逝したことが、本当に惜しまれる画家です。炎舞や、名樹散椿が出展されるとなると、足を運んでいますが、いつ見ても、感銘を受けます。
作品を見ることを通して、画家の強い精神性に触れられている、と思える画家の一人です。
そういえば、当時横山大観らに酷評されたという作品 京の舞妓、はこの美術館で見かけないな、とふと思い、調べてみたら、トーハク所蔵なのだそうです。
4.0
速水御舟の人生の流れと共にわかりやすく、そして、一度は見たい!と思う作品が、波のように配置されてて、最後まで高鳴る感じでした。
10代とは思えない作品に、入口入ってからすぐにノックアウトでした。日本画の繊細で柔らかいタッチが…美しかった。一番好きな[桃花]もうっとりでした。早逝したのが悔やまれます。
5.0
初期から晩年の館蔵作品を一挙に公開です。お馴染み代表作以外にも御舟の画業を語る上で重要な作品が。古典への眼差し瘤取之巻、宋代院体花鳥折枝画に影響を受けた桃花、人物画に挑んだ作品や数々の裸婦スケッチ、晩年のキュビズムを思考するような一本松三本松(写生)等貴重な作品が観られる展覧会です。
4.0
大好きな翠苔緑芝が撮影可能と聞いて迷わず訪れました。屏風の前は撮影者でいっぱいです。
展示作品はほとんどが見たことのある画でしたが何度見ても素晴らしいと思いました。
子供の頃実家に沢山咲いていた芙蓉、今回も「白芙蓉」の優しさに癒やされました。
5.0
御舟さんの作品はいつも通り素晴らしいので、安心してみていられます。
なかでも画帖と色紙の作品が個人的にはとても素敵でした!!
カフェの限定和菓子も夏らしく素敵だったので、次回酔ってみようと思います。
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