ムンク展―共鳴する魂の叫び

東京都美術館

  • 開催期間:2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
  • クリップ数:73 件
  • 感想・評価:15 件
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《叫び》1910? ©Munchmuseet
《地獄の自画像》1903 ©Munchmuseet
《自画像》1882 ©Munchmuseet
《夏の夜、人魚》1893 ©Munchmuseet
《赤い蔦》1898-1900 ©Munchmuseet
《絶望》1893-94 ©Munchmuseet
《月明かり、浜辺の接吻》1914 ©Munchmuseet
《生命のダンス》1925 ©Munchmuseet
《フリードリヒ・ニーチェ》1906 ©Munchmuseet
《疾駆する馬》1910-12 ©Munchmuseet
《星月夜》1922-24 ©Munchmuseet
《二人、孤独な人たち》1933-35 ©Munchmuseet
《自画像、時計とベッドの間》1940-43 ©Munchmuseet
《太陽》1910-13 ©Munchmuseet
ムンク展―共鳴する魂の叫び 東京都美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ノルウェーを代表する画家エドヴァルド・ムンク(1863-1944年)の回顧展を開催します。

ムンクが繰り返し描く人間の生と死、愛のテーマ、人間の心の内側の表出は、20世紀美術における表現主義の潮流の先駆けとなりました。

本展は世界最大のムンク・コレクションを誇るノルウェーのオスロ市立ムンク美術館の作品を中心に、誰もが知る代表作《叫び》のテンペラ・油彩画を含む約60点の油彩に版画などを加えた約100点を紹介し、世界で最も人気のある画家の一人であるムンクの画業を振り返ります。

19世紀後半にノルウェーに生まれたムンクは、若くして頭角を現します。祖国とパリやベルリンなどを行き来し、世紀末の思想や文学、芸術に出会うなか、独自の画風を確立し、徐々に国際的な評価を築きました。

ムンクはその作品の多くに自身の人生を反映しました。病弱なうえ、家族の死を体験した幼少期、女性との関係に愛の喜びと苦しみを味わう青年期、神経症に悩まされる壮年期と波乱に満ちた人生を送り、愛や嫉妬、不安や恐怖といった人間の感情を絵画に生々しく描き出しました。

本展では2013年にオスロの国立美術館とムンク美術館で同時開催された『ムンク生誕150年展』の構成をもとに、約60年にわたるムンクの画業を振り返ります。ムンクの傑作がそろう貴重な機会です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
会場 東京都美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園8-36
時間 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
  • ※金曜日、11月1日(木)、11月3日(土)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
休館日 月曜日 
12月25日(火)、1月15日(火)
※ただし、11月26日(月)、
12月10日(月)、24日(月・休)、
1月14日(月・祝)は開室
[年末年始休館] 12月31日(月)~1月1日(火)
観覧料 一般 1,400円(1,600円)
大学生・専門学校生 1,100円(1,300円)
高校生 600円(800円)
65歳以上 800円(1,000円)
※12月は高校生無料
  • ※65歳以上、大学生・専門学校生、高校生の方は身分証明書を要提示
    ※中学生以下は無料
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
    ※11月21日(水)、12月19日(水)、1月16日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料(当日は混雑が予想されます)
    ※毎月第3土・翌日曜日は家族ふれあいの日として、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般当日料金の半額
TEL03-5777-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://munch2018.jp/

東京都美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

当たり前だけど絵がうまくて魅力的

ムンクの叫びを見に行ってきました

ムンクの叫びができるまでの背景など感じながら目的を絵を見ることができてよかった(^^)
ただし、この絵だけはとどまってみることができずゆっくり見たい場合は遠くから見る必要があったのは残念でした
人気がありすぎての処置でしょうがないけれども・・・

ムンクの叫び以外でも マドンナ や 吸血鬼 が
魅力的で引き込まれました

4.0

カラムーチョ

美術展のグッズの買い物は、美術鑑賞のおまけというより二つめのメインテーマ。今回のムンク展でのグッズは欲しいものばかりで目移りしてしまった。高校生の息子もポケモングッズにコラボカラムーチョを嬉々として買っていた。そして、ムンクの肖像画のTシャツはクールで息子も喜んで着ている。

5.0

恐怖や不安が湧きあがる

画家たちは印象派の登場により、光をキャンパスに取り入れ、色鮮やかな構成を可能にした。鮮やかな印象派の登場の後に象徴主義・表現主義が登場する。象徴主義は、見慣れた光景や身の回りの物を描きながら、ある特別の意味を浮かび上がらせたり、目に見えない世界を表現する。表現主義は、心の動きや感情など、内側の世界を描く。ムンクの絵画には、恐怖や不安といったものを湧きあがらせる。代表作《叫び》、叫ぶのは画面上のムンクのその人だけではない、画面全体が叫び声を上げる。何度も繰り返し描かれる同じモチーフ。描かえされるたびに、その意味を変え、見るものの心に何かを訴えかけてくる。

4.0

知らないムンク

「叫び」の印象が強すぎて、その前後の作品はほとんど無知な状態で伺いました。
前半はゴッホ並みに自画像が多く、後半は作風にばらつきが見られるのが意外でした。

4.0

(ゴッホのタッチ+マチスの色使い)×デカダン

「叫び」を拝みに行く展覧会ではありますが、初めてのムンク展で、いろいろ感じるものがありました。まず、自身や関係する人たちを題材にした、文学で言えば「私小説」のような絵画であること。家族との不幸な別れから自然と始まったものと思いますが、自分や知人の性をさらけ出すに至り、それを生涯にわたり追求し続けたのはすごいです。一方、スタイル。彼はパリに行っていたそうなので、同時代の色々な画家の作品に触れていたんだと思いますが、観れば観るほどゴッホのタッチやマチスの色使いが見受けられ、実は画風にあまりオリジナリティが感じられず、エロスと「叫び」のような歪んだ表現方法に行き着いて名を残せたのかとも思います。そうした中で、そのままでは名を残せなかったかもしれない、姉の死をモチーフにした「病める子」の素朴なタッチが素敵でした。いずれにせよ多作の画家で、そのエネルギーはやはり並大抵ではありません。

5.0

めったにない展覧会です

とにかく、こんなにたくさんのムンクなんて見たことない!!ってくらいの集大成の展覧会。有名な「叫び」はもちろんですが、それが実は4作品あることや、その前段階ともいえる「絶望」もみることができて、ムンクの人生に寄り添った形で作品がみれるのはよかったです。
個人的には版画作品(特に初期の「病める子」が印象的)と後半の明るい色調の作品のうち「太陽」がお気に入りです。
リピート何回もしたい展覧会です。

THANKS!をクリックしたユーザー
Kimusan5057さん

4.0

自画像が多い

朝一番で行っても門前に行列ができており、前売り券ですぐ並んだのに10分くらい待ってやっと入れました。

こんなにたくさんの自画像・自撮りを残していたなんて初めて知りました。
個人的にメインの地獄の自画像が最初のほうに展示されていて多少驚き。
続く自画像の数々……。すこし……自分大好き?と感じつつ自撮りまであって、若き日の自画像がイケメンなので、そりゃあそうでしょうと納得。

叫びの前は混んでいました。
最前列は並んで歩きながら鑑賞。レーンの外から立ってじっくり見ることができました。
監視員が立ち止まるなと言っているのに止まってじっくり見ている年配の方が多く、少しイラッとしました。
4回くらい並んでやっと満足しましたが、展示の照明が暗すぎて、ミュージアムショップのポスカを見て、こんなだったっけ?と違和感が。
歩きながらなので筆あとや絵の具の乗りなどはみられませんでした。
他の絵は暗いものが多いので感受性の高いかたは憂鬱な気持ちになるかも。
太陽は近くで絵の具の乗りが観られてよかったです。

ミュージアムショップのポケモンコラボグッズは売り切れもあり、タイミングが悪くてモクロー以外のクリアファイルが全部売り切れで買えませんでした。
布製の缶バッジがおすすめです。

3.0

叫びだけじゃないムンク

平日の開館間もない時間を狙って行ったのですが、かなり混雑していました。「叫び」の前は歩きながら見るように誘導されます。人の内面の不安定さが伝わる作品以外に、明るい穏やかな作品を知ることができて良かったです。
グッズは叫びモノ多数です。

4.0

”自我”と成功のバランス

若き日の自画像が見たくて行ってみた。
確かな技術、自信に満ちた眼差し、思いの外小さなキャンバス。
期待を超える納得の一枚だった。
さて、ムンク、苦しい人生を送った方のようだが、生前に成功を収めた画家でもある。同じ題材をいくつもの手法で複製してみせることで、商売にもうまくつながったのでしょう。
ポートレイトの依頼も多かったようで、ニーチェや彼の妹のものも。
女が男の頭を抱きかかえるモチーフにはムハのスラブ叙事詩を
星空の下でには ゴッホの星月夜を連想させる。
叫び は案の定 照明が暗くてよくわからず ほぼ通過 ....

3.0

初めてのムンク

こんなにいろいろなムンク作品を見たのは、初めてです。個人的には、「叫び」よりも、明るい色合いの肖像画や、浮世絵にヒントを得た木版画のほうが、好みでした。平日でしたが、思ったよりも参観者が多くて、ざわざわした会場内が残念でした。ノルウェー以外で、これほど多くの作品が並ぶことはあまりないということです。

THANKS!をクリックしたユーザー
Kimusan5057さん

5.0

面白かった

ついにムンク展行って参りましたのでレポします!
今SNSで行列と噂のムンク展…どれどれ…。
平日の午後4時頃、閉館まで残り1時間半という時間帯に行きましたがフェルメール・ルーベンスよりも人の出入りがあったように見えました。

中の混雑状況は少な過ぎず混み過ぎず、丁度良い感じの混み具合でした。
音声ガイドを聴いてる人が少なかったので割と皆さんスイスイ進んでいきます〜。(あと、ムンク以外の作品もあったからですかね?その辺あまり詳しくなくてすみません。)
…と思いきや!絵が段々と複雑になっていくにつれて人が増えてきました。皆さん観る観る!読む読む!(私も)

皆さん真剣になっておりまして、進み具合も悪くなり、最終的な混み具合いはフェルメールの時よりもいたような気がします…。

そしていよいよ「叫び」の間に着くとそこは…!?


こ…これが生叫びかぁ〜!
と興奮しちゃいました(*^^*)


その「叫び」以降も更に盛り上がる展示!!!

あぁ…これが皆さんがムンクにハマる理由なんだと分かった気がします。観て想像させられる、本当に素敵な作品ばかりなんです。
こっちが読み取ったものと題名が違った時の面白さ………これ面白い!!!

最後にグッズ売り場ですが…
分かりやすく言うと午後8時くらいのディズニーランドのお土産屋さんくらいの混みw
グッズの種類は本当に大量で、混雑と合わせたら端から端まで見るだけで1時間はかかりそう…

最初は混雑はポケモンのせいかな〜って思っていたのですが、多くの人がムンク展を楽しんでいたように思いました♪勿論私もです♪♪

私は叫び表紙の図録と入口でブックマークを買って帰りました。

この日図録をもう1冊持っていたので、お会計の時それを見兼ねて手提げの紙袋にまとめてくれた気の利く一番レジのお姉さん!
お陰様で2冊とも綺麗に持ち帰ることができました!ありがとうございました~!!!

今回はデートで行ったのですが、絵に興味のない相手も十分楽しんでいました~(*^^*)♪

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん、Kimusan5057さん

3.0

あれ?

25年くらい前に出光美術館でムンク展やってたときに、初めて「叫び」を観た。その後盗まれて数年間行方不明だったこともあるムンクの代表作。どれどれ、久しぶりの再会と行くか、どっこいしょっと、見に行ったけど、目の前にしたときの違和感・・・ なんか違う?

それもそのはず「叫び」は5点も存在するらしい。今回来日しているのはムンク美術館の所蔵、以前観たのは国立美術館の所蔵だった。

狂気の画家みたいなイメージがあるムンクだけど、意外と人気の作品は同じ構図でいくつも描いていて、商売上手みたいな一面もあるのかなぁ、なんて思った。長生きだしね。

4.0

叫び をじっくり鑑賞しました

夜間延長の日 17時頃訪れました。
混雑はなく、メインの "叫び" を ゆっくりと長い時間見る事ができました。早めのお出かけをおすすめします。
ムンクは不気味な作品が多く、見て微妙な気分になりそうで行くことを迷っておりました。
が、”叫び” を日本で見るまたとないチャンスと思い切って寄ってみました。
実物は想像と同じでした。奇妙で美しいと感じました。
館内のカフェはわずかですが夜間割引がありました。カレー美味しかったです。

5.0

雰囲気と色の魅力

死、病、その不安、を表した、深い心の状態がとても強く感じられました。
色も不安感をさそうような構図とともに選んで使われていて、凄いなあ、と思いました。
ムンクの色遣いは今まで私が見てきた画家さんとは違っていて、勉強になりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

4.0

面白くて価値ある展でした

特に詳しくなく、興味ないまま誘われて行きましたが、予想以上に、作品群は素晴らしく、他国初、アジア初作もあり、また作品背景も解り易く知れ、期待以上に楽しく面白い展でした。興味無い方にも、是非、お勧めできる素敵な企画展です。

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出展作品・関連画像IMAGES

《叫び》1910? ©Munchmuseet

《地獄の自画像》1903 ©Munchmuseet

《自画像》1882 ©Munchmuseet

《夏の夜、人魚》1893 ©Munchmuseet

《赤い蔦》1898-1900 ©Munchmuseet

《絶望》1893-94 ©Munchmuseet

《月明かり、浜辺の接吻》1914 ©Munchmuseet

《生命のダンス》1925 ©Munchmuseet

《フリードリヒ・ニーチェ》1906 ©Munchmuseet

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