特別展 仁和寺と御室派のみほとけ
― 天平と真言密教の名宝 ―

東京国立博物館

  • 開催期間:2018年1月16日(火)~2018年3月11日(日)
  • クリップ数:27 件
  • 感想・評価:8 件
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」  東京国立博物館-1
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国宝「千手観音菩薩坐像」奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺蔵 展示期間:2月14日~3月11日
国宝「阿弥陀如来坐像」平安時代・仁和4年(888) 京都・仁和寺蔵
国宝「薬師如来坐像」円勢・長円作 平安時代・康和5年(1103) 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
重要文化財「馬頭観音菩薩坐像」鎌倉時代・13世紀 福井・中山寺蔵
重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」平安時代・10世紀 兵庫・神呪寺蔵
国宝「十一面観音菩薩立像」平安時代・8~9世紀 大阪・道明寺蔵
重要文化財「降三世明王立像」平安時代・11世紀 福井・明通寺蔵 撮影:武藤茂樹
重要文化財「千手観音菩薩坐像」経尋作 平安時代・12世紀 徳島・雲辺寺蔵
国宝「孔雀明王像」中国 北宋時代・11~12世紀 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
国宝「宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱」平安時代・10世紀 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
国宝「高倉天皇宸翰消息」高倉天皇筆 平安時代・治承2年(1178) 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
「宇多法皇像」室町時代・15世紀 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
国宝「三十帖冊子」空海ほか筆 平安時代・9世紀 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり
観音堂内部 撮影:横山健蔵
仁和寺外観
仁和寺外観
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

御室桜で知られる仁和寺は、光孝天皇が仁和2年(886)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた真言密教の寺院です。歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である阿弥陀如来坐像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。また、高倉天皇宸翰消息(国宝)は皇室との深いかかわりを物語るものです。本展覧会では、それら仁和寺に伝わる名品を一堂に紹介します。

また、仁和寺を総本山とする御室派寺院は全国に約790箇寺あり、すぐれた仏像も少なくありません。天平彫刻の名品として知られる葛井寺の「千手観音菩薩坐像(国宝)」が、江戸時代の出開帳以来初めて東京で公開されるほか、普段目にすることができない多くの秘仏が見られる貴重な機会になります。

仁和寺では現在、観音堂の解体修理が行われています。観音堂は修業の場であるため非公開ですが、本展覧会では33体の安置仏を展示するとともに、堂内の壁画を高精細画像によって再現して、一般にはふれることのできない堂内の厳かな空気を体感していただきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年1月16日(火)~2018年3月11日(日)
会場 東京国立博物館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園13-9
時間 9:30~17:00
  • ※毎週金・土曜日は、21:00まで
    ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 
※ただし2月12日(月・祝)は開館、
2月13日(火)は休館
観覧料 一般 1,600円(1,400円/1,300円)
大学生 1,200円(1,000円/900円)
高校生 900円(700円/600円)
中学生以下無料
  • ※( )内は前売り/20名以上の団体料金
    ※障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
    ※前売券は、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、展覧会公式サイト、ほか主要プレイガイドで、2017年11月1日(水)~2018年1月15日(月)まで販売。
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttp://ninnaji2018.com/

東京国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

仏像の背中が見られる新鮮な日

ずっと気になっていた仁和寺と御室派のみほとけ展へ
やっと先日行くことが出来ました。
小学生の頃から御朱印集めや修学旅行では四天王像や阿修羅をじーっと観るのが好きだったので、とても気になっていました。
煩悩を飛ばす為に行こうと言ってくれた彼と一緒に行きました。
展示品が前半後半で変わっていたことを当日のスケジュールを見て知り、ショック…
3回は見に行ったらよかったです。

待ち時間もそこそこに入場
第1展示場では、主に書物や織物、仏具の展示
歴史ある曼荼羅や仏具、事実を書き留めた巻物、空海の文字や後嵯峨天皇らの宸翰、日本史で学んできた人の文字が目の前にあると思うと感慨深いものがありました。天皇の文字って当時は何人の人が見られたんだろう…
丁寧に記されてるものも、達筆?なものも、
よく見ると○○年○月○日とか、タイトル、文末の署名は読めて、今の文字と変わらないのに驚き…途中から平仮名も出てきて、紙質も変わったのを感じ、時代の変化を感じました。
90点の仏具の記録、何人もの署名(点検には必ず署名した人が立ち会わなければならないそう。)が個人的に惹かれました。整理整頓が好きなもので…

第2展示場、千手観音像などの仏像展示ゾーンでは
背中なんかも見られてなるほど…
こうなっとるんか。と思いました。
仏像の作り方も知ってはいましたが、背中を見た素直な感想は…結構金具っぽい。((
もっとシンプルになっているのかなと思っていましたが、見ないとわからないものなので新発見でした。
やはり1番の目的千手観音は左右の腕がどんな造りになってるのか解説を読んで
それぞれの腕に持っているものの解説も読んですごい楽しかったです。
本数を数えたかったけれど…なかなか混んでいてそれは叶いませんでしたが。また機会があればぜひ。

お土産ではお目当ての千手ピアスが売り切れで大ショック…仏像をみて煩悩を飛ばしなさいと彼に言われていたのに煩悩ありまくり。(後で通販があるという情報を得て早速ポチ。笑)
現世の救世主薬師如来様の御朱印をいただいて帰りました。

また実際に京都や奈良、大阪へ行って見に行きたいなと思う展示でした。

5.0

人間技?

千手千眼観音を待って15日に訪問。

ここまでやるかという技に言葉を失います。
また、仁和寺秘仏の小さな薬師如来も・・・
(高野山の仏龕を思い出す。)
道明寺の十一面観音の超絶技巧と美しさにうっとり。
これで国宝十一面観音像はコンプリート!
中山寺の馬頭観音にも再会。
充実の一日でした。

4.0

仏像ファンにはたまらない展覧会 混む前にぜひ!!

「仁和寺と御室派のみほとけ」展は、タイトルの通り、御室派総本山「仁和寺」をはじめ、真言宗御室派の寺社が保有する文化財・寺宝を、東京国立博物館で一挙に大公開しよう!という企画です。出展される作品全174点のうち、国宝24点、重要文化財75点と全体の約60%弱が重文クラス以上!とか言っても、何かとても地味な感じで、トーハク入口いつも空いているし、経典やら曼荼羅やら書などが多いのかも、仏像ファンには今一なのかもと、少し思っていました。土曜朝でもやはり混雑は全くなく、全体的にゆったり見ることが出来ました。実は第一展示室は、思った通りでした。それがどうでしょう。第二展示室に入るともう次々に現れる個性豊かでグレード感の高い仏像たちに、もう完全に心を鷲掴みにされました。平安~鎌倉時代を中心として、仁和寺や、真言宗御室派の寺社が保有する仏像が、本当にすばらしいのです。それらが、さすがはトーハク。計算しつくされた贅沢な展示空間の中で、まさに適切な照明を受けた状態で、ガッツリ楽しめました。
一番の圧巻で感動ものだったのは、仁和寺の通常非公開観音堂が解体修理中ということで、須弥壇の立体曼荼羅仏像オンパレードのみならず、壁面も高精細画像複製も含め、そのまま再現されていること、更に写真撮影OK!というありがたさでした。他、5体ワンセットで配置された大阪・金剛寺の重文「五智如来坐像」や、大阪・道明寺の国宝「十一面観音立像」、福井・中山寺の重文「馬頭観音菩薩坐像」、香川・屋島寺の重文 「十一面千手観音菩薩坐像」、などなど皆素晴らしかったです。残念なことに今回展示のメイン大阪・葛井寺の国宝「千手観音坐像」は2月14日からの展示のため、お会いすることが出来ませんでした。出来ればもう一度行きたいくらいです。でも、きっと後期は混雑するのでしょうね。

5.0

お得感

運慶に続き、仏像好きにはたまらない展覧会。
特に秘仏がまとめて観られるのは超が付くほどレアなので、後期も観に行きたいです。

5.0

秘仏

葛井寺の千手観音菩薩坐像が登場する後期は激混みになる予感がしたので、取り急ぎ前期も拝観。

見所多数ですが一点あげれば私は道明寺の国宝十一面観音菩薩ですね。
一本造りの見事なプロポーションとスタイル、その美しさにしばらく見惚れていました。
1メートルくらいのそこまで大きくはない仏像ですが魅了されます。
後期も拝観しに参ります!

5.0

こんなに見ることができるなんて・・・すごすぎます

とにかく、秘仏。国宝(国宝級ふくむ)がこんなに一同に会してしまっていいのだろうか?というくらいに、とにかく。ドコモかしこも眼を見張るものがたくさんです。
仏像だけでなく、書画もあり、これまたいちどはみておきたいという素晴らしい者ばかり。三十帖が一気に見られる期間に行くことができたので、じっくり1帖ずつゆっくりとみることができました。
お坊さんとお話することもできるので(会場出口に寺子屋があります)ちょっとした相談ごととかできて、これまたうれしいお楽しみです。

5.0

観音堂再現コーナーがとにかく素晴らしい!

とにかく、普段は非公開の観音堂の三十三体が全て揃い、壁や柱や裏側までもが再現されたコーナーがとても素晴らしかった。撮影も可だなんて。
修理完了した国宝の三十帖冊子が期間限定ではあるけども、全帖公開というのも書が好きな方にはすごいことなのでしょう。
展示の仕方もとても良い感じ。
展示替えの後期も楽しみ。

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

5.0

秘仏を前に、敬虔な気持ちになる展示会

「仁和寺と御室派のみほとけ」展に行って来ました。仁和寺観音堂を再現したコーナーのみ撮影可能で、後ろに再現された壁画も素晴らしい空間を生み出しています。国宝の千手観音菩薩座像の展示は後期。仏像というのは、美術品でありながら信仰の対象でもあり、手を合わせる方もいて敬虔な気持ちになりました。
ショップでは阿吽のトートバッグや、可愛らしいぐい飲み、マスキングテープなどたくさんあって目移りしました!

THANKS!をクリックしたユーザー
Audreyさん

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出展作品・関連画像IMAGES

国宝「千手観音菩薩坐像」奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺蔵 展示期間:2月14日~3月11日

国宝「阿弥陀如来坐像」平安時代・仁和4年(888) 京都・仁和寺蔵

国宝「薬師如来坐像」円勢・長円作 平安時代・康和5年(1103) 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり

重要文化財「馬頭観音菩薩坐像」鎌倉時代・13世紀 福井・中山寺蔵

重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」平安時代・10世紀 兵庫・神呪寺蔵

国宝「十一面観音菩薩立像」平安時代・8~9世紀 大阪・道明寺蔵

重要文化財「降三世明王立像」平安時代・11世紀 福井・明通寺蔵 撮影:武藤茂樹

重要文化財「千手観音菩薩坐像」経尋作 平安時代・12世紀 徳島・雲辺寺蔵

国宝「孔雀明王像」中国 北宋時代・11~12世紀 京都・仁和寺蔵 ※展示替あり

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