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下村観山展

和歌山県立近代美術館

  • 開催期間:2026年5月30日(土)~2026年7月20日(月・祝)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:4 件
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下村観山《闍維》1898(明治31)年 横浜美術館[通期展示]
下村観山 画像提供:神奈川県立歴史博物館
下村観山《熊野観花》1894(明治27)年 東京藝術大学[展示:5月30日‒6月28日]
下村観山《ディオゲネス》1903‒05(明治36‒38)年 大英博物館[通期展示]©2026 The Trustees of the British Museum
下村観山《木の間の秋》1907(明治40)年 東京国立近代美術館[通期展示]
下村観山《美人と舎利》1909(明治42)年 豊田市美術館[展示:6月23日‒7月20日]
下村観山《弱法師》1915(大正4)年 東京国立博物館 重要文化財[展示:5月30日‒6月28日]Image: TNM Image Archives
下村観山《白狐》1914(大正3)年 東京国立博物館[展示:6月23日‒7月5日、2週間限定公開]Image: TNM Image Archives
下村観山《春雨》1916(大正5)年 東京国立博物館[展示:7月7日‒7月20日、2週間限定公開]Image: TNM Image Archives
下村観山《魚藍観音》1928(昭和3)年 西中山 妙福寺[通期展示]
下村観山《竹の子》1930(昭和5)年 個人蔵[通期展示]
下村観山《獅子図屛風》1918(大正7)年 水野美術館[展示:5月30日‒6月28日]
下村観山《毘沙門天 弁財天》1911(明治44)年 徳島県立近代美術館[展示:5月30日‒6月28日]
下村観山《大原之露》1900(明治33)年 茨城県近代美術館[展示:5月30日‒6月28日]
下村観山《菊慈童》1909(明治42)年頃 宮城県美術館[展示:6月30日‒7月20日]
下村観山《蒙古調伏曼荼羅授与之図》1899(明治32)年 元寇資料館[展示:6月30日‒7月20日]
下村観山《楓》1925(大正14)年 南湖神社[展示:5月30日‒6月28日] 画像提供:白河市歴史民俗資料館
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

現在の和歌山市に生まれた日本画家、下村観山(しもむらかんざん 1873‒1930)の回顧展を開催します。

下村家は江戸時代を通じて紀伊徳川家に仕えた能楽師の家系です。8歳で上京した観山は、狩野芳崖、そして橋本雅邦に師事し、さらに第一期生として入学した東京美術学校では、校長・岡倉天心の指導を受け、画家の道を進みました。卒業後、母校で指導に当たりますが、天心の辞職に従って同校を去り、天心による日本美術院の創立に、横山大観、菱田春草らと参画します。

古画の模写・模造事業への参加、また2年にわたるイギリス留学などによって幅広い視野を培い、帰国後は、やまと絵、琳派などの伝統技法を消化しつつ、そこに西洋絵画由来の表現を融合させた革新的な日本画を次々と発表し、新時代を切り拓く画家の旗手となりました。

生誕地である和歌山、そして広く西日本でも45年ぶりの回顧展となる本展は、2部構成でその画業に迫ります。第1部では代表作を一堂に会し、その生涯と芸術をたどります。続く第2部では、日本、中国の古画研究や自身のルーツである能を主題とした制作、さらに渋沢栄一など政財界人との交流といった社会的な側面にも光を当てます。

生涯、芸術、社会という3つの視点からその仕事を紐解くことで、観山が生きた日本の近代という時代の諸相を明らかにしていきます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年5月30日(土)~2026年7月20日(月・祝)
会場 和歌山県立近代美術館 Google Map
住所 和歌山県和歌山市吹上1-4-14
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 ※7月20日[海の日]は開館
観覧料 一般 1,500円(1,200円)
大学生 1,000円(800円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※同時期に開催の「MOMAW コレクション 現代の「版」表現」「なつやすみの美術館16 もしも“美術”がなかったら」も観覧可能
    ※高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
    ※6月27日(毎月第4土曜日)は、「紀陽文化財団の日」として大学生無料
TEL073-436-8690
URLhttps://art.nikkei.com/kanzan/

和歌山県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

下村観山展 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

REPORT

出遅れの始末書

 チェックはしていたけど予定が合わないうちに会期終了が近づいて、これは今回見送りだなと思っていた矢先、NHK日曜美術館で下村観山が特集された。知識がないため、観山と岡倉天心・横山大観・菱田春草の関係、イギリス留学、日本美術院の…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん、pink11catさん、karachanさん、SEIさん、protonさん

5.0

再訪しました。

3度の展示替えで、和歌山会場限定出品 2週間限定公開《白狐》[展示:6月23日‒7月5日]も観たかったけれど、《白狐》と交代しての展示となった、清方や雪岱、北野恒富にもありそうな《春雨》がお目あてでした。真ん中に大きく余白を取り、左の女性たちは顔は傘にすっかり隠れています。観山はこんな作品も描けるのかと、正面に据えてある椅子に座ってうっとりと眺めてしまいました。 もう一つのお目当てはブツブツの南瓜《唐茄子畑》、明治44年の制作で、その年に春草が亡くなっています。画家でありながら目を患い。左隻に描かれた横を向く黒猫は何を思うのか。春草へのオマージュとも。 日美での放送もあって賑わってはおりましたが、それでも写真も撮れるし自分のペースで鑑賞できました。みなさん、譲り合って大らかというか、ギスギスしたところがなくて観やすかったです。 絵葉書の種類も少なくなり、図録も完売だそうです。 川端龍子も和歌山ゆかりの画家らしく、和歌山県美さんぜひぜひ龍子の大回顧展も開催していただきたいです。 常設展は7/11からということで、代わりにあっつい最中に美術館で頂いた割引券を手に目の前の和歌山城天守閣へ上りました。 梅雨明け… Read More

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karachanさん、くつしたあつめさん、黒豆さん、エイミーさん、pink11catさん

5.0

究極の直線

45年ぶりとなる生誕地・和歌山での大規模な回顧展。 「これは行くしかない」とはるばる遠征してきました。会場は大変な賑わいで、大観の陰に隠れがちな観山がこんなに多くの人々に愛されているのだと知り、何だか嬉しくなりました。 何より圧倒されたのは、衣服に描かれた「究極の直線」です。歪みのいっさいない線の美しさはまさに神業。やり直しのきかない絹地の上に引かれた線には息をのむような緊迫感があり、「どこで息継ぎしたの?」と、単眼鏡と共に身を乗り出して、作品に見入ってしまいました。 この卓越した空間構成は、紀伊徳川家に仕えた「能楽師」の家系という、彼のDNAゆえなのでしょうか。 観山の作品には能特有の「静けさ」や「独特の間合い」が気高く息づいており、それぞれの作品の前に立つと、空気がガラっと変わるようなライブ感があります。  それは、まるで先日観た能舞台のようで、静かに胸が震えました。 ぜひ単眼鏡を持参されることをおすすめします。 ※会場でレンタルすることも出来ます BGM: BCNO [feat. Fukase】   弱法師… Read More

REPORT

感謝!下村観山展@和歌山県立近代美術館へ巡回

関西にあっても横山大観の展覧会はしばしば開催され、大観と行動を共にしていた菱田春草の作品を観る機会も少なくはない。しかし、岡倉天心の薫陶を受け、東京美術学校に学び、天心に従って五浦にも移った大観、春草、観山(大観と観山は一…readmore

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黒豆さん、夢生さん、karachanさん、エイミーさん、アバウトさん、他2人

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下村観山《白狐》1914(大正3)年 東京国立博物館[展示:6月23日‒7月5日、2週間限定公開]Image: TNM Image Archives

下村観山《春雨》1916(大正5)年 東京国立博物館[展示:7月7日‒7月20日、2週間限定公開]Image: TNM Image Archives

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