4.0
日本で5番目の公立「近代」美術館
和歌山城のお向かい。入口から仰ぎ見る天守閣が美しいですね。
建物は平成6年オープンだそうです。黒川紀章の設計。わかる人には一目でわかります。
隣は県立博物館で、こちらも意欲的に企画展を開催しています。
共通の駐車場が地下にあり、2時間無料で便利です。
広々とした気持いい美術館です。屋外にもオブジェが点在し、自由に鑑賞できますし、たまに物産販売などをしていることもあります。館内にはカフェもあり、ゆったりとくつろぐことができます。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 311 の美術館・博物館と 534 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
和歌山県立近代美術館は、1963年(昭和38年)に和歌山城内に開館した「和歌山県立美術館」を前身とし、1970年(昭和45年)、和歌山県民文化会館1階に開館。23年間の活動を続けたあと、1994年(平成6年)7月、現在の場所 和歌山県和歌山市吹上に新築移転した。
建築家 黒川紀章による和歌山県立近代美術館の個性的な外観を持つ建築は、和歌山城の天守閣を間近に望む緑豊かな環境のなかで、和歌山城と美しいコントラストをなしている。
建物の正面には巨大な灯籠が建ち並び、特徴的な庇(ひさし)を数多く設けるなど、近代的な中にも日本の伝統を感じさせる。池や滝が配されている広々とした敷地には熊野古道をイメージした散策路がめぐらされている。
池の中には、天然記念物である根上がり松を背景にした野外ステージを設けて、三年坂をへだてた和歌山城との歴史のつながり、熊野をイメージした自然とのつながりを念頭に置き「共生の思想」を反映している。
和歌山県立近代美術館では、和歌山ゆかりの作家、浜口陽三(はまぐちようぞう)や田中恭吉(たなかきょうきち)、恩地孝四郎(おんちこうしろう)など、日本の近代版画史に足跡を残している作家の1980年頃から近代・現代版画の収集・紹介に力を入れ、国内でも屈指のコレクションを誇っている。海外の版画についてもピカソ(Pablo Picasso)やルドン(Odilon Redon)などの作品を所蔵している。
さらに、1983年に始まった企画展「関西の美術家シリーズ」をきっかけに、戦後の関西に興った前衛美術運動、「走泥社」(1948 陶芸)、「パンリアル美術協会」(1948 日本画)、「デモクラート美術協会」(1951 洋画・版画)、「具体美術協会」(1954 洋画)などで活躍した作家の作品収蔵をスタートさせ、現代美術コレクションの形成に努めてきた。
1989年からは、国内のみならず海外の作家も収集の対象とし、マーク・ロスコ(Mark Rothko)やフランク・ステラ(Frank Stella)、ジョージ・シーガル(George Segal)をはじめとするコレクションを有している。
明治時代から現代にいたる日本画、油彩画、彫刻、版画など、10000点を越すコレクションは、展示替えしながら、企画展やコレクション展で紹介している。
4.0
和歌山城のお向かい。入口から仰ぎ見る天守閣が美しいですね。
建物は平成6年オープンだそうです。黒川紀章の設計。わかる人には一目でわかります。
隣は県立博物館で、こちらも意欲的に企画展を開催しています。
共通の駐車場が地下にあり、2時間無料で便利です。
広々とした気持いい美術館です。屋外にもオブジェが点在し、自由に鑑賞できますし、たまに物産販売などをしていることもあります。館内にはカフェもあり、ゆったりとくつろぐことができます。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
(展覧会についての感想・評価は、各展覧会のページよりご投稿をお願いいたします。
こちらは、「美術館」自体についての感想・評価の投稿欄となります。)
感想・評価を投稿する