無題の対話:墨と心が響き合うひととき
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三井住友銀行東館1F アース・ガーデン
「SMBC ART HQ」第3弾(ミスミグループ創業者の田口弘氏のコレクションによる第1弾、株式会社大林組会長の大林剛郎氏の大林コレクションによる第2弾につづく)として、AWATA COLLECTION(株式会社トリドールホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 粟田貴也氏による、婁正綱作品のコレクション)による、「婁正綱展 - AWATA COLLECTION -」を、三井住友銀行東館1Fアース・ガーデンにて開催します。
婁正綱(ろうせいこう)は、中国出身でありながら、日本に拠点を移して30年以上にわたり創作活動を続け、アジアを中心に高い評価を受けてきました。婁の作品は、中国最大のオークションハウスである China Guardian(中國嘉德(香港)國際拍賣)および Poly(保利集団)、そして熱心なコレクター間で、長きに渡り支持されてきましたが、作家の意向により、婁の作品はアジア以外では、これまでほとんど紹介されることがありませんでした。
そのような中で、2022年に婁正綱との偶然なる出逢いにより、婁正綱作品のコレクターとなった粟田貴也氏によって、2024年、婁正綱の作品のみによって形成された「AWATA COLLECTION」を展示するプライベート・ギャラリー「Gallery L(ギャラリー・エル)」が東京・広尾に開設されました。Gallery Lは、前衛書からアクリル絵画に及ぶ婁正綱の画業の全貌に触れることのできる世界で唯一の場所となりました。粟田氏は、自身の心を捉えて離さない婁作品の魅力について「作品から受け取るイマジネーションの無限の広がり」をあげます。この度、比類なき芸術家、婁正綱の芸術をより多くの美術愛好家と共有し、本物の作品の持つパワーを多くの人に感じとっていただきたい、という思いから、AWATA COLLECTIONによる婁正綱作品を広く皆様にご紹介する最初の機会として、「SMBC ART HQ」第3弾が開催されることとなりました。
本展では、AWATA COLLECTION から新作を含む、2018年から2025年にかけて制作された約15点の作品を展示いたします。そして本展は、国内における婁正綱の最大の個展となります。先鋭的でありながらも、時代を超越する優雅さを備えた作品群は、観るもの全てを圧倒する存在感を湛えます。
◆ 婁正綱プロフィール
1966年、中国黒竜江省に生まれた婁正綱は、幼少期から書の才能を開花させ、父の指導のもとで急速に腕を磨きました。その卓越した才能は若くして師を超える域に達し、周囲を驚嘆させました。1986年に日本へ移住し、数多くの展覧会を成功させた後、1990年代前半にはニューヨークに滞在し、洋の東西を問わず、様々な分野の美術に触れました。その後、日本へ戻り、公の場から姿を消して制作に没頭。夜ごと一人で筆をとるその孤高の制作姿勢は、比類なき創造力を更に昇華させ、作家独自の視覚言語と技法を確立するに至ります。こうして研ぎ澄まされた表現手法により、彼女の作品は独自の境地へと到達しました。2018年以降は、相模湾を望む伊豆の大きなアトリエにて創作活動を続けており、自然に囲まれた環境が、彼女の創作意欲をさらにかき立てています。
婁正綱 公式サイト
◆ 粟田貴也 プロフィール
実業家。丸亀製麺などを運営する株式会社トリドールホールディングス創業者、代表取締役社⻑ 兼 CEO。1961年、兵庫県神戸市生まれ。兵庫県立加古川東高等学校卒業、神戸市外国語大学中退。学生時代のアルバイト経験を通じて飲食で人々に感動を与える仕事に憧れを持ち、85年、兵庫県加古川市に「トリドール 3番館」を創業。90年トリドールコーポレーションを設立、95年に株式会社化する。2006年東京証券取引所マザーズに上場、08年東京証券取引所第1部に上場。16年株式会社トリドールホールディングスへ商号変更。「日本発のグローバルフードカンパニー」を目指し、世界約30の国と地域に1700店舗以上の多種多様なブランドを積極的に展開。
2024年4月、婁正綱コレクション「AWATA COLLECTION」を展示する空間として、東京・広尾にプライベート・ギャラリー「Gallery L」を開設。
Gallery L 公式サイト
【FEATURE|内覧会レポート】
「書画同一」を自在に実践する孤高の画家 婁正綱の世界を伝える AWATA COLLECTION
| 会期 | 2025年9月30日(火)~2025年10月25日(土) |
|---|---|
| 会場 |
三井住友銀行東館1F アース・ガーデン
|
| 住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目3−2 |
| 時間 |
9:00~18:00
|
| 観覧料 | 入場無料 |
| URL | https://www.smfg.co.jp/company/art/0929.html |
東京・丸の内のオフィス街の一角で開催の中国出身の書画家による展覧会は、静謐な空間の中に深い余韻を残す作品群が並び、訪れる者の心を静かに揺らす。驚くべきことに、展示された作品のほとんどにはタイトルが付されていない(23作品中2…readmore
4.0
大手町SMBCの「アース・ガーデン」で、現代書画家の婁正綱氏の前衛書からアクリル絵画におよぶ創作の軌跡を網羅する「Gallery・L」所蔵の作品群から、2018年以降に制作された約23点を展示する展覧会。大都会の真ん中の、超近代的なオフィスビル1階に出現した「もう一つの宇宙」、のような不思議な作品たちの大空間。静かで力強い筆致が響き渡ります。抽象画・現代アートは苦手な私ではありますが、椅子に座ってボーっと見ていると、波の音やら、風の音やら、何か色々な自然の音が話しかけて来る感じがしました。モノトーンの光に、不思議と落ち着けます。現代美術の自由さの中に、東洋的な精神性が潜んでいると‥。忙しいお仕事に疲れたら、ちょっと立ち寄って、ゆっくり深呼吸、なんてのもいいかなと。無料なので気軽に。
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