4.0
テンペラと油彩の混合技法にときめく
東京オペラシティ・アートギャラリーのコレクション展示でときどき目にしていた印象深い作家で、是非まとめて見てみたいと思ってました。テンペラと油彩の混合技法を使った細密な作品で、暗部の深い階調とハイライト部分が美しい絵です。そして何より、リアルな筆致で幻想的なテーマを扱っていて、絵の前を離れがたくなる。
というわけで鎌倉へ。鎌倉駅から行くと、混んでいるので、北鎌倉駅からだらだら歩いて行きました。
展示はデビュー当時の作品から、最新作まで。1976年の作品から始まって、各年代の作品が揃っている感じです。面白いのは2025年の作品が12点もあること。そして、ジョセフ・コーネル風の箱作品もいくつかあった。作品数は43点とそこそこあって、かつそれぞれの雰囲気が違うので、あきない感じ。楽しめました。
ちなみに「Thousands are Sailing」っていうタイトルは少し気になった。The Poguesの曲名が思い浮かぶのだけど、それで正解なのかな。アイルランド移民の苦難を歌ったもので「故郷を喪失したものたち」の歌ではある。まあ、この辺は疑問のままかも。
写真撮影可で、図録ありです。









