3.0
映像技術に目が行ってしまうので…
内容も尺もNHKの番組を大画面で見ているような感じで、映像技術がすごくて細部に見入ってしまうので、没入するヒマがなかったです(笑)
正直なところ、美術品をモチーフにしたイマーシブシアターで、美術好きを納得させるのは難しいと思っています。
ヒカリエのミュシャ展のようにぼんやりした映像で会場を埋め尽くされるとイライラするし、本展のように超高精細映像に説明付きだとガッチリ見たくなるし…。
結局、没入感を求めるなら完成形のない映像を提供するチームラボ一択のような気がします。
なので、イマーシブとか考えずに、大画面で面白い映像を見ることに頭を切り替えた方が楽しめます。映像以外も、会場の出入口の作りはイケてるクラブみたいだし、音楽は新しい学校のリーダーズだし、なかなかカッコイイですよ。
4/22からは本展のチケットで浮世絵現代展も見られるので、それまで待った方がお得です。