4.0
中・近世日本史好きにはたまらない❗️
書のイメージが強い五島美術館、個人的に書は明るくないので、近代日本画展以外はあまり訪問しなかったのですが、今回は楽しめました。秀吉、尊氏、家康を筆頭武士の書や愛用品の数々。国宝2、重文5、重美4点。更に大河ドラマにちなみ黄表紙、洒落本の特集展示あり、ほぼ全てが蔦屋版でドラマと関係性が強作品なのも、他館の大河ドラマ関連古書展示と、差別化されているのも、見所です。
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鎌倉時代から江戸時代にわたる、和歌、漢学、書画、茶の湯など学藝に打ち込んだ武人たちの探究や武家文化の諸相を紹介します。「サムライ」をキーワードに肖像画や武家が所持した名品など館蔵作品約50点を展観します(会期中一部展示替あり)。
特集展示「蔦屋重三郎―江戸には江戸の風が吹く」として、大東急記念文庫の所蔵する洒落本や黄表紙などの江戸時代の書物も同時公開します。
| 会期 | 2025年9月2日(火)~2025年10月19日(日) |
|---|---|
| 会場 |
五島美術館
|
| 住所 | 東京都世田谷区上野毛3-9-25 |
| 時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日、9月16日(火)、10月14日(火) ※9月15日・10月13日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,100円 高・大学生 800円 中学生以下 無料
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) /03-3703-0661(テープ案内) |
| URL | https://www.gotoh-museum.or.jp/ |
4.0
書のイメージが強い五島美術館、個人的に書は明るくないので、近代日本画展以外はあまり訪問しなかったのですが、今回は楽しめました。秀吉、尊氏、家康を筆頭武士の書や愛用品の数々。国宝2、重文5、重美4点。更に大河ドラマにちなみ黄表紙、洒落本の特集展示あり、ほぼ全てが蔦屋版でドラマと関係性が強作品なのも、他館の大河ドラマ関連古書展示と、差別化されているのも、見所です。
4.0
鎌倉時代から江戸時代にわたる武士たちの時代、和歌、漢学、書画、茶の湯など学藝に打ち込んだ武士たちによる、武家文化の諸相を、肖像画や武家が所持した名品などなど、館蔵作品約50点を通して、紹介しています。(会期中一部展示替あり)。今回展示では、武士と言っても刀剣武具の類は展示されていません。徳川家康筆《日課念仏》は面白いものではありますが、家康でなければ残されはしなかっただろうと思いました(笑)。《平家物語 延慶本(重文)》、《無学祖元墨跡 開長楽和尚嗣法書上堂語(重文)》、《夢窓疎石墨跡 古徳偈(重要美術品)》、《六祖挟担図 偃谿黄聞賛(国宝)》、《一休宗純筆 梅画賛》などに加え、武士の愛した茶道具と手鑑の名品が数多く展示されていて、その後は芸能、近代に描かれた武士の日本画、までと多岐にわたり、なかなか見どころの多い展示でした。
また恒例特別展示として、国宝『紫式部日記絵巻』(五島本第一・二・三段)に、加藤純子氏による現状復元模写ならびに復元模写も共に展示されています。(因みに毎年秋の国宝『紫式部日記絵巻』、春の国宝『源氏物語絵巻』の恒例で10日ほど展示され、その部分も変わります。)何度観ても見事です。で、いつもいつも思いますが、文字の部分の料紙がとてもきれいです。外国の物語の類などで、とても美しい挿絵や額縁絵や、それから装丁の美しさなど、沢山観て感動してしますが、料紙にこうした美を見出し重用した日本の美意識には、いつもながらに心が震えます。そしてこの美しい文字も、当時の人々がちゃんと読めた、ということにも、驚かされるわけです(一応これでも学生時代には史学科で「古文書学」で学びはしたものの、資料なしではほとんど読めません)。
第二展示室は「五館連携 蔦重手引草」の特集展示「蔦屋重三郎―江戸には江戸の風が吹く」として、大東急記念文庫の所蔵する洒落本や黄表紙などの江戸時代の書物も同時公開されています。勿論印刷物のため、あちこちに同類同等の資料はあって当たり前で、今展では大東急記念文庫の所蔵ですが、他所でもすでに何度となく目にした『吉原細見』や黄表紙本や洒落本も並んでいました。なかなか面白かったです。五館とは「五島」「太田記念」「印刷博」「たばこと塩」と私は未だ行ったことがない「国文学研究資料館(立川)」ということで、この機会に、これらを全部と浅草「大河ドラ… Read More
5.0
紫式部日記をまだ見たことがなく、あいにくの雨でしたが、行ってまいりました。
復元図と並んで展示されているため、かつての原本の華麗・豪華ぶりを実感。
「サムライ」がキーワードで、書、絵、茶道具、漢籍、物語などなど、
秀吉、家康、清正、尊氏、定信、無学祖元、一休宗純などなど歴史の教科書で見た名前がずらり。
五島美術館と大東急記念文庫の所蔵品ばかりなのが凄い。
第2展示室は、蔦屋重三郎の特集で、ドラマにも出てくる吉原細見や黄表紙を展示。
新書サイズくらい?文字がびっしり、絵もびっしりで、本は思いのほか小ぶり。
販売時のきれいな袋が見返しに貼り付けてある本もあり、店頭に積まれたらさぞ華やかだったでしょうね。
旧蔵者がわかる本もありました(旧蔵者が教科書に出てくる人々で驚き)。
こちらも大東急記念文庫率100%。
五島美術館と大東急記念文庫の底力に脱帽しました。
紫式部日記は、見た記念に絵葉書セットを購入。これから解説を読み、余韻に浸ります。
3.0
さすが五島美術館、ド渋です。
元々武将や大名家由来の所蔵品多数ですので特にテーマは気にしません。
秋の優品展らしく水墨や墨蹟の出品、しれっと国宝《六祖挟担図》(前期のみ)があるのもスゴイ。
尊氏の願経、家康の手形付きの南無阿弥陀仏、綱吉の二大字なんかは初めて見たかも。
あとは大東急記念文庫からの古典籍や文字資料が多いのも渋めです。
最終週には国宝紫式部日記も出ますが現状模写で十分な感も。
展示室2では五館連携での蔦重特集。もういいよ蔦重。
浮世絵はなく例の吉原細見などの小冊子がズラリと並びます。
あれ見開き2頁しか見られないしちっさいから個人的に刺さらない作品の一つ。
というわけではこちらは流し見程度で。
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