[館蔵]近代の日本画展

五島美術館

  • 開催期間:2025年5月13日(火)~2025年6月15日(日)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:3 件
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-2
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-3
春峡 川合玉堂筆 昭和31年(1956) 五島美術館蔵
東海の浜 横山大観筆 昭和12年(1937) 五島美術館蔵
梅さける村 小茂田青樹筆 大正3年(1914) 五島美術館蔵
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1
[館蔵]近代の日本画展 五島美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

館蔵の近代日本画コレクションから、「風景表現」を中心に、橋本雅邦、小川芋銭、横山大観、川合玉堂、冨田溪仙、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。

特集展示として、戦後の前衛書を牽引した書家・宇野雪村(1912~95)の没後30年を記念し、五島美術館所蔵の代表作を一挙公開します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年5月13日(火)~2025年6月15日(日)
会場 五島美術館 Google Map
住所 東京都世田谷区上野毛3-9-25
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,100円
高・大学生 800円
中学生以下 無料
  • ※団体20名以上1人900円
    ※障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
    ※庭園入園のみ(展覧会を観覧しない場合)は1人300円(中学生以下無料)
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル) /03-3703-0661(テープ案内)
URLhttps://www.gotoh-museum.or.jp/

五島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

五島美術館 五島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

風景の近代日本画えりすぐり。宇野雪村旧蔵文房具コレクションもぜひ見てください。

この季節恒例の[館蔵 近代の日本画展]に、行って来ました。去年は「花鳥画」でしたが、今年は「風景表現」のようです。橋本雅邦、小川芋銭、横山大観、川合玉堂、冨田溪仙、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する錚々たる画家たちの作品が並び、なかなか見どころ満載でした。足立美術館??と思うくらいに大観が多かったです(笑)。《水温む》と《霊峰四題》のうち《夏》あたりは好きです。玉堂の《松山懸瀑図》、雅邦の《秋山秋水図》、川端玉章の《浅絳山水》、もいいです。勿論みなおなじみで何度となく見ている作品なのですが。
第二展示室は特集展で、宇野雪村の没後30年を記念し、館蔵の代表作が公開されていました(展示替えあり)。前衛書というもののことはよく解らないのですが(前衛に限らずでしたね)、文字を素材に描かれた絵の様で、なんとなく見ていて楽しくなってきて不思議です。それから雪村は拓本や文房具の蒐集家・研究者として知られていて、第一展示室内には、宇野雪村旧蔵文房具コレクションも展示されていました。2018年「文房具の至宝展―机上の小宇宙」展でも宇野雪村旧蔵コレクションを見ているのですが。こちらがまたまた凄いんです。工芸好きの私にはたまりません。硯や筆や水盂にここまでの意匠を凝らす当時の文人たちに、本当に恐れ入ります。
平日の朝一、空いていてゆっくり鑑賞出来ました。茶室「古経楼」「冨士見亭」特別公開日(5/22)には行かれなかったですが、梅雨入り前、お庭は青葉がまぶしく、近くの「富士見橋」からだけでなく、お庭でも樹々の合間から、富士山がうっすら見えていました。皐月がまだ結構咲いていました。

3.0

日本画と投票結果

毎年恒例の近代日本画展で今回は風景画特集です。
山水画が好みなので狩野芳崖と橋本雅邦の2作品が抜けて、川端玉章が次いで良いですね。
小林古径《柳桜》、小茂田青樹《梅さける村》などカラリストの作品にも惹かれました。
今回は横山大観と川合玉堂が多めに出ていて、特に大観ファンには嬉しいかもしれません。
他には中国の文房具特集、宇野雪村特集も組まれていました。

前回展THE BEST出品作の人気投票の結果も公開されていました。
1位:小茂田青樹の緑雨
2位:破袋
3位:光悦宗達の色紙帖
の順でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、morinousagisanさん

4.0

毎年恒例の人気展覧会

人物、風景、花鳥等ある程度カテゴリーを絞り、館蔵の近代日本画を展示していますが、今回は風景画。入ってすぐ、近代の四条派と個性的な小川芋銭作品がお出迎え。今回は霊峰四題を中心に大観作品が16点も展示、特に五島美術館所蔵の大観の水墨画は名品揃いです。玉堂作品も8点、明治から昭和に描かれた近代日本画巨匠たちの風景画の名品が堪能出来ました。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん、morinousagisanさん
  • 2
  • BY TK

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出展作品・関連画像IMAGES

春峡 川合玉堂筆 昭和31年(1956) 五島美術館蔵

東海の浜 横山大観筆 昭和12年(1937) 五島美術館蔵

梅さける村 小茂田青樹筆 大正3年(1914) 五島美術館蔵

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