5.0
心があたたかくなる優しい時間を過ごせました
子供の頃からずっと大好きだった「ばばばあちゃんシリーズ」の作者であるさとうわきこさんの展示を見に行きました。
自分の目で見る直筆の原画は優しい色づかいと美しいグラデーションで、眺めているだけで心があたたかくなりました。
絵本の世界に入れるようななりきりフォトブースがあったり、大人も子どもも楽しめる展示の工夫がたくさんあり、楽しい時間を過ごすことができました!
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2024年3月28日に、89歳で急逝された絵本作家のさとうわきこさん。絵本『みちくさ』の出版を控えていた矢先のことでした。
さとうわきこさんは、まだ女性の絵本作家が多くはいなかった時代から第一線を走りつづけ、およそ60年にわたる活動のなかで100冊以上もの絵本を世に出しました。しかし、その道は決して平坦なものではありませんでした。幼い頃は病気がちで、友だちと遊べずにひとりぼっちでした。若くして最愛の父を亡くし、女手一つで家計を支える母の姿を見て、自立した女性として生きる覚悟をします。そして、何度も苦難を乗り越えて、絵本作家になる夢を掴みます。
そんな「みちくさ」をしながら歩んだ人生のなかで、生きることの苦しみと喜び、人の優しさと強さ、自然の美しさを知り、物語に紡いできました。何でも洗ってしまうパワフルな『せんたくかあちゃん』や、前向きで豪快な『ばばばあちゃん』など、その明るく楽しい絵本の数々に、子どもたちをはじめ多くの人びとが励まされていることでしょう。
本展では、『せんたくかあちゃん』シリーズの全3作や『ばばばあちゃん』シリーズの全22作など初期から晩年までに手がけた絵本の原画約210点をはじめ、絵本の仕事をする前から取り組んだ童話の原稿や挿絵、そして、最後の絵本となった『みちくさ』の原画とともに、さとうわきこさんが歩んだ道を辿ります。
| 会期 | 2025年6月28日(土)~2025年8月31日(日) |
|---|---|
| 会場 |
神戸ファッション美術館
|
| 住所 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1 |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日、7月22日(火)、8月12日(火) ※ただし7月21日(月)、8月11日(月)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 65歳以上・大学生 500円(400円) 高校生以下 無料
|
| TEL | 078-858-0050 |
| URL | https://www.fashionmuseum.jp/ |
5.0
子供の頃からずっと大好きだった「ばばばあちゃんシリーズ」の作者であるさとうわきこさんの展示を見に行きました。
自分の目で見る直筆の原画は優しい色づかいと美しいグラデーションで、眺めているだけで心があたたかくなりました。
絵本の世界に入れるようななりきりフォトブースがあったり、大人も子どもも楽しめる展示の工夫がたくさんあり、楽しい時間を過ごすことができました!
3.0
全く作品も作家も知らなかったのですが 作家の背景 コメント 絵本作品丿あらすじ掲示があり わかりやすいものでした 動物や鬼さんや可愛く クスっと笑い ご両親からインスピレーションを受けたと思われる作品は 作家丿温かい想いが見えて 見終わった後は ほかほか気分でした 良い展覧会でした
別室の各国お祭りの衣装も見応えがえりました 関西万博から世界各国に意識が強ぬなっている今日このごろにて 興味津々でした
5.0
小さい頃に好きだった「おつかい」「せんたくかあちゃん」が懐かしく、絵もお話も好きで何度も読み返したことを思い出しました。原画は色合いが明るく素敵でどの絵にも見入ってしまいました。
沢山の絵本を出版されていたこと、最初はストーリーしか採用されなかったことなどさわこ先生のお言葉とともにさわこ先生の経歴や、ご家族のことなどについての展示もたくさんあり愛と情熱に満ちた生涯を感じられました。
絵本コーナーやフォトコーナーがあり親子で楽しめる展覧会で、夏の思い出にぜひおすすめです。
5.0
先日、妻と鑑賞してきました。
子供の幼稚園の定期購読で”さとうわきこさんの『ばばばーちゃん』シリーズや『せんたくかーちゃん』に出会い子供だけでなく私たち親もすっかりハマってしまいとても楽しく読ませて頂きました。
久しぶりに楽しく見させて頂き、また原画や作成中の動画も観れてとても有意義な時間を過ごせました。
子供に話したら普段は美術鑑賞に全く興味が無いのに、一緒に行けなかったことを非常に残念がっていました。
せんたくかーちゃんが三作ある事もわかり、また買って読んでみたいと思いました。
それとばばばーちゃんシリーズで【じじじーちゃん】の構想もあったとの事。
読みたかったなぁ~☆
さとうわきこさん 楽しいお話ありがとうございました
3.0
絵ももちろん素敵なのですが、やっぱり発想が面白い。身近なんだけど、ちょっとぶっ飛んでる感じ好きです。今回これだけたくさん原画が見れてとても良かったです。
5.0
恥ずかしながら今回の展覧会で さとうわきこさん のことを初めて知りました。
絵の雰囲気と色使い、そして優しさとユーモアが常に盛り込まれたお話に思わずにっこり。時々「ぷふっ」と吹き出したり。また、さとうわきこさんの生い立ちやお人柄が分かるような紹介文もあり、そちらも夢中で読ませていただきました。
一カ所、子供さんたちが絵本を読める低いテーブルとイスが置いてあるコーナーがあり、若いお母さんが小さなお子さんに絵本を読み聞かせてあげていました。お子さんも前のめりで絵本を覗き込んでいて、とてもかわいらしい光景でした。(そして、その光景があまりにも素敵で泣きそうになった私…)
今回、さとうわきこさんを知ることができて本当によかったです!
5.0
さとうさんの絵本は100冊以上出版されているそうです。丁寧なあたたかみのあるタッチで、長年スタイルを維持されてきたのがわかります。
経歴を見せていただくと、作品とさとうさんの人生を見ていくようでした。戦争中に子ども時代を過ごされ、自立して稼ぐという思いもつらぬかれた方です。たくさんの絵を見たいという希望も叶えられ、美術館を作られたのも初めて知りました。
情熱が尽きなかった人生を知れ、絵本の見本のような作品も素晴らしかった。
5.0
いつもは使われてる技法がどうだとか考えながら鑑賞するが、今回は「懐かしい……」しか出てこなかった。お客さんに年配の方が多くて、この人たちもさとうわきこさんの絵本を子どもさんに読んであげたり、自分も手にとって読まれたりしてたのかな、と思った。
「せんたくかあちゃん」では、かあちゃんが子どもたちや動物を含むあらゆるものを洗濯するのだが、洗濯後に洗われたものたちが干されているシーンで、「洗われてたひよこが干されていない!」と子どもの読者から手紙が来たエピソードがとても良かった。活字の読書に慣れると、絵本の絵も情報としか捉えなくなる。「沢山のかみなりさまがいるな」という情報としてしか読み取れなくなってしまうが、絵本の読者は本当に隅々まで貪るように読むのだ。沢山の描き込みがあるとありがたい、と思っていた。着色は水彩だが、線画はペンで描かれていて、鉛筆だったとしたらもっと柔らかい雰囲気になるかもしれないが、ペンを使ってくっきりした輪郭で描かれていることによって、描かれた一つ一つのものたちに注目しちゃうんだろうなと思った。
5.0
「せんたくかあちゃん」「ばばばあちゃん」絵本原画の主人公達が生き生きとして
明るく、夢があって楽しいお話しに子供の頃のワクワクする心を取り戻しました。
さとうわきこさんが創設した長野県の小さな絵本美術館もいつか訪れたいです。
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