森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
森美術館|東京都
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ベビーカーで巡る現代アート
おやこでアート ファミリーアワーに参加してきました。
うちは未就学児でしたが、小学生ぐらいの子が多かったです。
「1つと3つのシャベル」ジョセフ・コスース
最初に出迎えてくれた作品は、角スコ。砂場で使うサイズのシャベルが大好きな子どもが、「おおお!大きい!王様サイズ!」といった表情をしていたのが面白かったです。
「肖像(双子)」「モデルヌ・オランピア2018」森村泰昌
この2つの作品の前で過ごす時間が多かったです。どちらも右端に黒い招き猫がいて、それが気になったもよう。「あっちにもいる!こっちにもいる!」と指差すのでベビーカーを行ったり来たりして堪能してました。
「漢時代の壷を落とす」アイ・ウェイウェイ(艾未未)
NHK「日曜美術館」で紹介されていたので、なんとなく作品について頭に入っていました。子供に「がっしゃーんってこんな風に割ったらママ怒っちゃうよ」と言うと、「お見事!お見事!」とばかりに作品の前でパチパチ拍手してました。
「Innumerable Life/Buddha CCI CC-01」宮島達男
ほのかに赤い光が漏れている部屋があり、なんだろうと行くとこの作品でした。
今回、一番楽しみにしてました。思っていたより数字が小さかったです。
今まで見た作品は、ひとつひとつの数字版がもう少し大きかったのでこのサイズもあるのかと。近づかないと数字がよく見えないという、視力の悪さがわかりました。
数字がばらばらに変わっていく様子を眺めると、なんだかわからないけど癒されます。
「プラネット ∑」瀬戸桃子
大量の蜂が飛んでいる映像に、子どもが釘付けでした。
リアルな自然の表現、ダイナミックな映像に興味があるようでした。
「Root of Steps」宮永愛子
こちらも「日曜美術館」で見ていたので、どんな作品か少し知っていました。ナフタレンがだいぶ昇華しており、靴の底に穴が空いているものも。
「早起きは三文の徳」ロデル・タパヤ
下の方にいる黒い魚を指差し。魚の造形が好きなよう。
ショップの先には、特別に「親子でシェアラウンジ」が用意されており。子どもをベビーカーから降ろしてマットにごろんとさせることができました。
もう少し大きい子たちは折り紙したり、絵本読んだり、お絵描きしたり。
鑑賞もよいけど、自分で創作するのも楽しいのだなと感じました。
泣いたり喚いたりすることなく鑑賞できてよかったです。
スタッフの方が仰っていましたが、普段も子ども連れでぜひ来てくださいとのこと。
騒いだら避難すればいいし、子どもの突飛な行動は監視員も一緒になって制止するから臆することはないのかも。
美術館は、様々な人が鑑賞することを応援してくれるようでした。
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