特別展「東福寺」
東京国立博物館|東京都
開催期間: ~
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東福寺にこんなに国宝・重文があったなんてっ!!
京都旅行で東福寺には何度か訪れてますが、お庭と山門に感動するばかり・・・。
こんなに国宝・重文があるお寺とは露知らず・・・。
しかも、吉山明兆の「五百羅漢図」の存在を今回の展覧会で初めて知りました。
4/8時点では、すでに展示替えが行われて、見れなくなってしまった作品があり、今更ながら後悔・・・(期間中、3回行けば全50幅が拝めるとTVでやってました。)
どこかユーモラスな作風に生き物達の愛くるしい表情、「ウォーリーを探せ」的に岩陰に隠れている人物や動物を探すのも面白い。個人的には、平成に復元模写された「五百羅漢図」の龍が大好き。羅漢さんに目の治療を受けている(らしい)図ですが、目がショボショボしていて何とも情けない姿・・・可愛いです!
そして、待ってました仏像群!
この会場によく入ったな・・・と思う位の「二天王立像」は圧巻! 踏まれてる餓鬼が目の前で見れるのですが、餓鬼すらも大きい。餓鬼をこんなに間近で見れるのもなかなかない気がします。
東京国立博物館の展覧会では、最近、展示物を撮影できる箇所を設定してくれています。それが、今回は旧ご本尊様の「仏手」「光背化仏」「蓮弁」
一瞬、「二天王立像」が良いな・・・と思った自分を恥じりました。
説明文を良く読むと、旧ご本尊様の凄さを思い知ります。手も化仏も蓮弁も旧ご本尊様の一部だった・・・ということは、ものすごく巨大な旧ご本尊様!! 化仏なんて普通にご本尊様として通る大きさです。想像するとものすごく楽しい!!
期待していた以上に楽しい「東福寺展」でした。
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- BY sachikomail