夢のようなベルバラ時間

ベルバラはマンガを持っていて、大好きなお話なので、絶対に行きたいと思い、お邪魔してきました。

少し空いているかなと思い、雨の日を狙って行きました。事前予約していなかったのですが、入ることができました。幸いにも入口はまばらな人で、入口付近での写真撮影もスムーズに行うことができました。お隣でやっていたアリス展はやや混んでいたように見えました。

エントランス:まず、入ってすぐのエントランスでは、真っ赤なレッドカーペットと白い柱が小さなお城の一室を連想させる、夢のような空間が広がっています。ベルサイユ宮殿の回廊をイメージしたというこの空間のバックには東京の空が広がり、ベルサイユだけど東京タワーがあるというちょっと不思議な現象も起こっていました。レッドカーペットの真正面の場所は、バラに囲まれたアントワネットとオスカルとカメラマンさんに写真撮影をしていただける場所になっていました。自分の携帯、カメラでも撮っていただけますし、カメラマンさんのカメラでも撮っていただけて、少し進んだところで、その写真を1500円で購入することもできます。写真はとても綺麗に撮れていて、ベルバラ展のオリジナル台紙もとても可愛かったです。また、この空間には、アントワネットやオスカル、アンドレ、フェルゼン、ルイ、ロザリー、アランなどたくさんのキャラのパネルもあり、そちらはカメラで撮っていただくことはできませんが、写真撮影にぴったりの場所でした。Instagramでベルバラ展オリジナルのフィルターをダウンロードすることもできるので、そのフィルターで撮ってもとても可愛かったです。それに加えて、少し目線を上げると、まるで絵画のように飾られた、アントワネットやオスカルのカラーイラストがあり、360度楽しめる空間になっていました。

第一章:カラーイラストや当時の原画が物語順に沢山展示されていました。隣り合って展示されている原画でも、次のページというわけではないので、お話を知っている人なら、なんとなく話の流れが掴めますが、全く知らない人だと、よくわからなかったりしていて、きちんと読もうとするのは難しいかもしれません。ですが、原画だけでなく、ストーリを簡単にまとめた文もあったので、ベルバラを知らない人でも楽しめるとは思います。ただ、読むスピードは人それぞれ違うので、なぜか一部分だけとても混んでいたり、進みが遅い場所がありました。たいていそのような場所は少し経つと空いていたり、人の波があったりするので、歩き方、回り方は、少し考えた方がいいかもしれません。ここの部分だけ圧倒的に混んでいた、という場所は特になかったと思います。また、途中、文化服装学院がつくったというオスカル生涯ただ一度のドレスにはとても感動しました。

第二章:ベルバラ展では宝塚で使用された衣装や、ポスター、グッズなども沢山ありました。特に感動したのは、アントワネットのドレスです。リボンやレース、宝石が散りばめられた豪華なドレスをこんな間近で見られるなんて、、とうっとりしてしまいました。

第三章:ベルバラのアニメと原作の違いや、名シーン、アニメの下書きのようなものが沢山展示されていました。アニメは見たことがなかったのですが、まるで全部見てしまったかのような満足感でした。

第四章:ベルバラの当時のグッズや、海外版の漫画などが展示されていました。筆箱や、おめかしセットなどの当時のグッズから、ベルバラが当時いかに流行っていたのかとてもよく分かりました。また、オスカルとキスできるタンブラーなどユニークなグッズもありました。

ショップ:ベルバラ展のシールやポストカード、マスキングテープなどの一般的なものはもちろん、ニナスとのコラボティーや可愛らしいバラのチョコレートや、個数制限があるお菓子もありました。

ベルサイユのバラCafe:コラボカフェにお邪魔しまして、マリーアントワネットモチーフのクグロフケーキをいただきました。コーヒー、紅茶など、通常のメニューもありました。こちらのケーキは初め、想像していたより小さいと思ったのですが、生クリームがそこそこ甘かったので、甘いのが苦手な方は少し考えた方がいいかもしれません。ただ、ケーキは甘さ控えめで、周りのラズベリーソースは甘酸っぱくて、とても美味しかったです。いちごのシャーベットとマカロンも美味しく、見た目的にも、味的にも、大満足でした。

長くなりましたが、今回のベルバラ展は私にとって本当に全てが夢のような時間でした。ベルバラファンの方もそうでない方も絶対に楽しめる内容になっているので、少しでも興味のある方は是非行くことをおすすめします。私も機会があればまた行きたいと思います。