横須賀らしい展示です

予約制：予約制ではありません。
混雑具合：平日ＡＭ　そこそこいましたが、混んでいるとはいいがたい
所蔵：テーラー東洋、どぶ板通りの商店街のショップ他
国宝：あるわけがない。
写真撮影：基本ＮＧだが撮影可の個所あり
その他：スカジャンを羽織って写真を撮れるコーナーがあります。

スカジャンといえば横須賀、ここでしかない展示会なのではないかといそいそと行ってきた。

平日昼間なので空いているとおもったが、じわじわと人が来てあっという間に結構な人。老若男女問わず（といっても若者は学校やお仕事で数は少ないものの）結構いましたが、混雑というほどではありません。

展示はスカジャンの他、当時のお土産品、刺繍型、当時のどぶ板通りの様子などの写真の展示。特に当時のどぶ板通りの写真はとても興味深く思いました。

スカジャンとしてはかなり多彩なもので、実際に着用されていたもの、デットストック品で奇跡的に残っていた物、中にはＤｉｏｒ　やクロムハーツのスカジャンがあり、またスニーカーなどもありました。

スカジャン着用で入場料割引というだけあってそれぞれ自慢の逸品を身に着けている人々がいらっしゃいました。そのスカジャンもおそらくビンテージだったり、柄も珍しい物だったりし、その方々の後ろでそっと鑑賞したりして本当にカッコいいなと思いました。

デットストックになったものも逆にビンテージになっていたり、かなり着こんだダメージのある物などは本当にカッコよかったです。

多少（結構）不便な場所にあるがその割に混んでいて驚いた。アクセスの悪さに不満が出ることがないほど満足。美術館前のテラス席も海が見え、お天気が良かったら最高だと思いました。
帰りにどぶ板通りのショップやワッペンショップ、（有）ダイヤモンド商会さんも圧巻でお店の方とお話することっができ歴史を感じました。そちらもお見逃し無きように。

・出店の主体であるテーラー東洋は横須賀ではなく墨田区に店を構えているとのことでした。

・どぶ板通りの古いショップのオーナーさん達からがスカジャン、雑貨、下絵など貸し出してるよ、といったお話を聞けたりして舞台裏を覗けたような気分です。美術館だけではなく町全体を愉しむのが良く、興味深いものになると思いました。