開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA
スカジャン展

横須賀美術館

  • 開催期間:2022年11月19日(土)~2022年12月25日(日)
  • クリップ数:20 件
  • 感想・評価:4 件
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-1
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-2
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-3
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-4
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-5
《YOKOSUKA Dragon》 1946年 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵
《Mt.Fuji, Cherry Blossoms and Eagle》 1950年代中期 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵
《ドブ板通りを歩く米兵》 1955年10月 米公文書館蔵(横須賀市立中央図書館郷土資料室提供)
《ドブ板通り・ダイヤモンド商会でパッチを選ぶ米兵たち》 1958年頃 ダイヤモンド商会蔵
《ドブ板通りの米兵向け土産物店「スーベニヤ」》 1956年9月 米公文書館蔵(横須賀市立中央図書館郷土資料室提供)
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-1
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開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-1
開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展 横須賀美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

戦後、米兵の日本滞在のスーベニア(おみやげ・記念品)として、和装由来の鷲、虎、龍などの豪華な刺繍を施したジャケットが誕生します。日本国内の米軍基地内やその周辺で売られ「スーベニアジャケット」と呼ばれたこのジャケットは、その後、日本人のアメリカンカジュアルへの憧れや、ヴィンテージブームにより、数多くが日本に里帰りします。

そのなかで、戦後よりスーベニアジャケットを売り続けている横須賀「ドブ板通り」のイメージと結び付き、「横須賀ジャンパー」略して「スカジャン」の名でファッションアイテムとして定着し、現在、日本のみならず世界中で根強い人気を誇っています。

本展では、テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)の貴重なヴィンテージ・コレクションを中心に、現在、世界中のファッションシーンからも注目を集める「スカジャン」の魅力あふれる世界を紹介します。

あわせて、戦後から50年代に横須賀「ドブ板通り」で実際に販売されていた商品や写真等により、全国の米軍基地周辺で展開した「基地文化」の一端を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年11月19日(土)~2022年12月25日(日)
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 12月5日(月)
観覧料 一般 1,300円(1,040円)
高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)
中学生以下 無料
  • ※所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名は無料
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

横須賀で観るスカジャン

アメカジや刺繍のクラフトに興味があるのでぜひ見たかった展示です。
和装由来の鷲、虎、龍などのモチーフは一見恐そうなイメージですが、もともとは戦後の米兵のスーベニアアイテムと知り、強そう且つ日本をイメージする図柄が好まれたのかなと腑に落ちました。中にはデフォルメされたものや可愛いものもあり奥深いです。
ミシン刺繍やプリントの繊細さはさすが日本の手仕事!と目に見張るものがあります。
また当時のドブ板通りの写真やその頃の服飾などの展示も興味をひきました。
遠い昔なのに何故か懐かしい感覚。
会場にはご自慢のスカジャンを着た老若男女(おばあちゃんや可愛い女の子も)なんだか自分も1枚欲しくなるような気分で会場を後にしました。
横須賀で開催されたのがまさにピッタリという感じのいい企画でした。ありがとうございました。

5.0

スカジャンで展覧会とは横須賀美術館やるなぁ!

時代を超えた格好良さ「スカジャン」
戦後の進駐軍の土産品として横須賀で誕生。
始めこそ安っぽい刺繍の品が見る見るうちに着る芸術品となる様は日本の職人根性の見せ所と言うべきか。
アルファベットの綴りが微妙におかしかったり米軍基地の地名入りや朝鮮半島の38度線が強調されていたりと時代を感じさせられる図柄が有る一方、東洋を意識した龍虎や富士など外人受けする柄など見ていて飽きない。
スタジアムジャンパーに東洋の柄入り刺繍とミスマッチがとても魅力的。
オリジナルの柄を着るのが当時の兵士の憧れだったとか。
流行は世界中の基地に飛び火して各地の個性的な柄が生まれた。
同じ部隊でお揃いのユニフォームを作るあたりは今でも有りそう。
スカジャンの凄い所はリバーシブルで有り、裏表とも刺繍などがしっかりされている点だ。
裏表両方見られないのは仕方ないが残念でもある。
展示品の中には着古した物もかなりあるが、どれもきっと愛着を持って大切にされていたのだろう。
後半のビンテージ柄を復刻したり現代的な柄を取り入れた品や現代作家による刺繍作品の展示コーナーのみ撮影可。
途中でタイトル看板の前でスカジャンの試着撮影が出来るコーナーが有る。
スカジャン割りが有る為か数人の着用者がいて皆さんかっこいい。
横須賀中でスカジャンを盛り上げる催しも有り老若男女誰でも似合うスカジャンで盛り上がりそうだ。

THANKS!をクリックしたユーザー
chibikeroさん、内線38さん、uchikoさん、他1人

4.0

圧巻のヴィンテージスカジャン

ヴィンテージのスカジャンがずらっと展示されていて本当に見事でした。
戦後の日本滞在米兵のスーベニア品として生まれ、日本発祥の唯一の洋服であることなど、知らなかったことばかりで面白かったです。
スカジャン着用での来館者は2割引の特典もあり、誇らしげに着用されている方がかなりおられたのが印象的でした。
缶バッジやピンズ など、グッズをもっと作って欲しかったです。グッズが有れば、展示で気に入った刺繍の柄をたくさん購入したと思います。
初めての横須賀美術館。海の見えるとても綺麗な美術館でまた行きたいと思いました。

THANKS!をクリックしたユーザー
chibikeroさん、micco3216さん、内線38さん

REPORT

横須賀らしい展示です

予約制:予約制ではありません。
混雑具合:平日AM そこそこいましたが、混んでいるとはいいがたい
所蔵:テーラー東洋、どぶ板通りの商店街のショップ他
国宝:あるわけがない。
写真撮影:基本NGだが撮影可の個所あり
その他:スカジ…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
さいさん
  • VIEW1007
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  • BY Nikiya

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《YOKOSUKA Dragon》 1946年 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵

《Mt.Fuji, Cherry Blossoms and Eagle》 1950年代中期 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵

《ドブ板通りを歩く米兵》 1955年10月 米公文書館蔵(横須賀市立中央図書館郷土資料室提供)

《ドブ板通り・ダイヤモンド商会でパッチを選ぶ米兵たち》 1958年頃 ダイヤモンド商会蔵

《ドブ板通りの米兵向け土産物店「スーベニヤ」》 1956年9月 米公文書館蔵(横須賀市立中央図書館郷土資料室提供)

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